『ふしぎな国道』にわくわく

「おむすび」に惹きつけられていた

車を運転していると道路わきに掲示してあるおむすび型の国道標識になぜか惹きつけられます。「この国道はどこからどこまで結んでいるんだろう」「このまま走っているとどこに連れて行ってくれるんだろう」というようなことが気になります。

例えば、新津から加茂、三条方面に伸びている国道403号。山沿いをくねくねと走る旧道に並行して田んぼの中を直線で突っ切るバイパスが整備されています。
そこまではよくある国道の整備なのですが、先日山梨県ドライブの往路を下道で走った際に小布施を走る道のおむすびが「403」と書いてありました。「えっ、あの加茂市の街中や郊外を走っている国道403号がこんな小布施の街中も走っている?」と不思議に思いました。
後でGoogleマップを開いて国道403号を辿っていくと、新津、加茂、三条と走った後、信濃川沿いに中之島をぐるっと回ります。いつも通っている与板大橋も403号であることがわかりました。長岡市内で蔵王橋を渡りますが、その後は小千谷、小国、松代と山間部を這いまわります。さらに棚田が美しい星峠のわきを通り安塚で伏野峠を抜けると長野県飯山市に入ります。この伏野峠はすれ違いも難しいいわゆる酷道区間のようです。飯山から北志賀の山間を超えて中野市、小布施、須坂、長野市へと入ります。千曲市、姨捨などJR篠ノ井線に沿って松本が終着点となっていました。

地図で眺めながら「いつか全線を走ってみたいな」と思いました。どこか国道には魅力があります。日本中を血管のようにネットワークで結んで、どこかとどこかを繋げている。何かロマンを感じさせてくれます。

「国道マニア」の書いた本

『ふしぎな国道』という本を読みました。

著者は科学ジャーナリストの佐藤健太郎さんという方。で、この本はまったくの著者の趣味による本で、10年ほど前に出版されたものです。「国道の楽しみ」を紹介するという内容になっていて、筆者がどうして国道マニアになったのか、国道の歴史、酷道、国道名所、標識の魅力など、ありとあらゆる観点から国道というものの魅力を紹介しています。

例えば第一章では「国道の名所」として様々な変わり種国道を紹介しています。青森県の北端龍飛岬に通ずる国道339号。ここは階段が国道になっています。また本州と九州を結ぶ国道2号の関門トンネル。人道トンネルもあり、ここを通るためのエレベーターも国道になっています。あるいはアーケード商店街だったり海を上を走ったりといったところも紹介されています。

現在ではYouTube上でさまざまな国道ドライブ動画を見ることができます。最も多いのが酷道を走破する映像でしょうか。あるいは単に国道の始点から終点までの車窓を移すだけのものだったり、複数の都市を結ぶ道路の所要時間を計測したり本当に様々な楽しみ方があるものです。

わくわく

読んでいる最中はすごくわくわくした気持ちになっていました。私はマニアと言えるほどのめりこんではいませんが、先ほども書いたように道路、国道というものにロマンを感じてしまうのです。この本はそんな気持ちに刺激を与え続けて、それがわくわく感になっていたようです。

47都道府県ドライブでももう少し国道の魅力を楽しむ要素を入れてみようかなと考えています。

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