たかのちか著『ご飯道』を読みました。
たかのちかさんという方は、このブログに時折コメントを寄せてくださる方で、もうかれこれ3年ほどやりとりさせていただいています。クラシックギターを趣味とされている女性なのですが、今年、四国に旅行に行かれたときに不思議な体験をされ、それを契機に「本を書かなくちゃ」と思い始め、とうとう自費出版されたそうです。
■ブログ【癒しのギター】
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およそ100ページのこの本、読み始めたら一気に読み進めてしまいました。
幼なじみの二人の主婦、こんぴらさんの神様、漆塗りのおわんが繰り広げる、不思議なお話です。彼女がどのような体験をしたのか詳細はわからないのですが、それを契機に本を書くとはよほどインパクトがあったのでしょう。話の内容も神様やお椀などがストーリーに登場します。主人公の主婦は最初とても怖がるのですが、しだいに受け入れていき、タイトルの「ご飯道」に目覚めていくのです。
いくつか考えさせられました。
まず、タイトルである「ご飯道」のこと。これはなるほどと思います。理論的にも正しいですし、毎日のご飯が楽しくなるかもしれませんね。
それと、こんぴらさんの神様のこと。こんな神様が自分についてくれたらいいなあ、などと思いましたが。もしかしたら誰の心の中にも神様っているかもしれないと、ふと思いました。日本には八百万の神とか、数多くの神社に神様がいると信仰されています。それらは結局自分の心の中ではぐくんでいくことによって自分のためになれば一番いいのかな。
そんなちょっと不思議な想像をいだかせてくれるお話でした。
コメント
ブライアンさん、こんにちは。
読んでいただいて、またまた感想の記事を書いていただいて、本当にありがとうございます。
きっと誰にでも見守ってくれている神様のような存在がいるんだと思うんです。守護霊さまみたいな、、、何かよくわからないものだから、分かりやすく神様ってことにしてしまいました。
ぜひ漆のお椀でご飯を食べてみてください。ぜんざい、ちらし寿司なんかも美味しくなりますよ。
カルメンさん、神様についてとても考えさせられました。それぞれの人にみんな見守ってくれているもの、気持ちの中ではぐくんでいるものがあるんだなって強く思いましたよ。
漆のお椀、揃えないと!