東京散歩No.073 東京探検『庶民派「しもきた」めぐり』

【庶民的な商店街と、オシャレな古着屋や雑貨店、食事処が入り交じっているのが「しもきた」の魅力。気になるお店をのぞきながら、ゆっくりと歩き回るのがおすすめ。】所要:2.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

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門前仲町に住んでいるせいか、東京の西方面に行く機会はそれほど多くありません。今日は新宿を通り越し、下北沢周辺まで足を延ばしました。「しもきた」の独特な雰囲気を味わってみたいと思います。

庶民派「しもきた」めぐり

新宿から小田急線各駅停車に乗り5つめの駅「東北沢」で下車しました。

改札は橋上です。階段を下りて行き散歩の開始です。

少し南下すると三角橋という三つ角があります。この写真の左側が渋谷区上原、右側が目黒区駒場、後ろ側が世田谷区北沢です。

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三角橋から世田谷区北沢方面は入っていくと松蔭学園が道路の両側にあります。

迷路のような小路を抜けてゆき、また小田急線沿いに戻ってきました。

この踏切を越えると下北沢の一番街です。

やっぱり砂町銀座やサンロード中の橋とはまったく雰囲気が違いますね。(あたりまえか)
生活の匂いがあまりないというか、庶民の商店街なんだけど都会的な匂いが勝っているという感じがします。

こちらは成徳学園。バレー部が高校総体に出場という垂れ幕がかかっていました。その後ホームページを見たら優勝したそうです。おめでとう。(ってなんの関係もないけど)

成徳学園の角を南下し井の頭線を越えると一転したさびしい町並みになります。少し歩くとまた小田急線の踏切があるので渡って南下しましょう。

踏み切りを越えるとしもきたのにぎわいがうそのような静かな住宅街が広がります。この道は地図によると「旧鎌倉街道」となっています。鎌倉幕府のころの道ということですから大変歴史のある道なんですね。
この辺一帯は右側が代田、左側が代沢で世田谷の「閑静な住宅街」という表現がぴったりくるエリアです。ごみごみした江東区に暮らしている身としては別世界に足を踏み入れたようです。

森巌寺です。お灸が有名なようです。

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住宅街から賑やかな南口一帯を北上していくと井の頭線のガードをくぐります。その左側に本多劇場があります。下北沢の劇場文化のメッカみたいなところです。

早くもゴールの北口に戻ってきました。
若者文化をぷんぷんと感じる下北沢周辺。閑静な住宅街の代田・代沢。世田谷文化を満喫した一日でした。

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