水泳日本選手権

　４月２４日、辰巳国際水泳場で行われた第８０回日本選手権水泳競技大会（５日目）を見てきました。いつも通勤時に車窓から見えるこの大きな建物に初めて行きました。京葉線新木場駅から１０分ほど歩いて到着です。

　オリンピック選考会も兼ねた場内はほぼ満員の状況でしたが、チケットピアの抽選で入手した席は中央の前から３番目という最高の席でした。２つ前の席（最前列）には北島康介選手の家族がいて盛んに応援していました。ＮＨＫ－ＢＳの中継を録画しておいたものを帰宅してから見たのですが、画面に出まくりでした。こんなにたくさんテレビに映ったのは初めてです。

　プレゼンテーターの木原美智子さんも、北島康介選手もインタビューで言っていましたが、水泳選手権でこんなに客席が満員になって大きな声援につつまれるのは初めてとのことでした。中でも女子２００ｍバタフライで中西悠子が日本新を出したときは会場がわれんばかりの大歓声でした。なにしろ私のような人間が観戦にくるんですからそうなんでしょう。
　さて、肝心の競技の方ですが、さすがにオリンピック候補の選手たちは格が違うという印象です。多くの選手たちが４コースを泳ぐのですが、２位以下を大きく引き離して貫禄の泳ぎを見せていました。

　プログラムに載っている日本記録と世界記録を比べてみるとその大きな隔たりは大きいのですね。そんな中北島康介はやはりすごいと思いました。この日も自己の持っている日本記録＝世界記録を上回るペースで泳いでいました。最終的には１歩届きませんでしたがまさに格が違うという感じでした。