エンジュク投資家まつり

かなり久しぶりのトレードネタ。

最近、トレードセミナー関連でめきめき浸透してきているエンジュクが主催する「エンジュク投資家まつり」に行ってきた。日比谷公会堂を約2千人の聴衆が埋めた。

目玉は冒険投資家ジム・ロジャースだ。ステージを歩き回りながら、フィアンセと二人で回ってきた世界旅行の話をした。女の子を授かったのがとてもうれしいらしかった。

ジムの主張はアナリストや本やメディアなどからの情報で投資を行うのでなく、しっかりと地に着いた足で、ふつうの人の話から得た状況で判断すべきだということだった。

その他、以下のことを言っていた。

  • 21世紀は中国の時代となる。
  • 米ドルは非常に欠陥の多い通貨になっている。保有せずに売っていくべきだ。
  • 日本株式市場は少なくとも他の国々よりもあと数年はベターであり続けるだろう。
  • 日本の問題は人口の減少だ。
  • アジアでは全般に女の子の率が少なくなってきている。
  • これから10年以上は商品の時代がやってくる。強気で行くべきだ。また株式と相関性は少ないので分散投資先として本気で考えていくべきだ。

私の投資スタイルとは違うが、非常に為になった。

その他の日本人のセミナー講師の方

  1. DAIBOUCHOU氏
    バリュー株と成長株の違いを話されていたが、自分のスタイルとはかなり違うのでまったく興味がわかなかった。(半分居眠り)
  2. 今井雅人氏
    マクロな経済の話だったが、結構おもしろかった。日本経済の本格回復、中国・インドはアメリカと対等になる、ユーロが世界の決済通貨になる、原油はまだまだ強いなどの話の総括として、今後投資を行うのはユーロ、日本株、金を考えているとのことだ。
  3. inatra氏
    バリュー投資についてでこちらもほとんど興味がわかなかった。
  4. 斉藤正章氏
    斉藤氏は今日の大きな目的の一つだった。システムトレードのセミナーで売り出している人だ。内容はテクニックに関する話というよりも、継続することの大切さを訴えていた。まあ、こういうセミナーだからしょうがないか。これからますますシステムトレードが浸透していく手応えを感じた。

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