プライドと偏見

有楽座で「プライドと偏見」を見た。有楽座は「インハーシューズ」以来。

オースティンの小説を元にした映画で、古き良きイングランドでの男女の心のすれ違いから恋が実るまでを、時代背景、家柄などをからめて描いている。

私は音楽が楽しかった、舞踏会のシーンで演奏されていたパーセルの音楽はブリテンの「青少年のための管弦楽入門」(パーセルの主題による変奏曲とフーガ)のメロディーだった。軍隊が町にやってきたときの鼓笛隊の音楽は(題名は忘れたけど)イギリスのトラディショナルな曲。そして、ベネット家のお母さんがソファーにだらしなく横になって鼻歌をうたっていたのはグリーンスリーブスだった。いずれもイギリスのよき音楽だ。イギリス音楽好きとしてはたまらなかった。

俳優はみんなどこかで見たことのあるような、誰かに似ているような。たとえばエリザベスは最近復活したテニスのヒンギスに似てない?

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