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イージーリスニング系のライブ、Live image 6(six)を聴いてきた。東京国際フォーラム・ホールAだから巨大なホールだ。5012席の客席がほぼ埋まっている。今回の席は1階の一番後ろということでステージまでかなり遠い位置だった。

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 このコンサートは今年で6年目ということだが、変わらぬ人気があるようだ。

 今回の目玉はジェイク・シマブクロだろう。ウクレレ1本で多彩な表現を作り上げる人気のミュージシャンだ。生で聴いたのは今回が初めてだったけど、あれはウクレレというより、ウクレレを使った全く新しい音楽という感じだ。ちょっと辛口に言えばあえてウクレレを使う必然性が感じられないとも言えるかな。でもすばらしい演奏であることに変わりはない。(体をくねくねさせるスタイルにはちょっと鼻につくけど)

 今回の初参加ということでもう一人古澤巌が登場した。バイオリニストだ。帽子をかぶってちょっと斜に構えているが、話の雰囲気が谷村新司を彷彿とさせる。もともとクラシック畑の人らしい。「チャイコフスキーのコンチェルトをやります」と曲を紹介したので「バイオリン協奏曲か、しぶいな」と思ったのだが、ピアノ協奏曲の方だった。まあポップスバイオリンでバイオリン協奏曲やっても何なのでそういうことだよね。ちなみに翌朝のTV朝日「やじうまプラス」で生出演していた。あの曲はこの人だったのね。

 あとは常連がそれぞれのスタンダードを演奏するというパターン。例えば加古隆の「パリは燃えているか」、葉加瀬太郎の「エトピリカ」「情熱大陸」、ゴンチチの「放課後の音楽室」、松谷卓の「匠」(ビフォーアフターの曲)など。

 これらの音楽はいずれもテレビのタイトル曲や挿入曲、CM曲でおなじみのものだ。このコンサートはそういう曲をフューチャーしたものなのだ。それにしても8人のミュージシャンがそれぞれたっぷり演奏して、6時半から10時まで長時間にわたったのだがちょっと疲れた。最後に葉加瀬太郎が情熱大陸で無理矢理立たせるもんだからとどめを刺されたっていう感じ。

 まあ、アンコールで定番の大好きな曲「マイ・フェイバリット・シングス」が聴けたのでよかったけど。

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