木内ギャラリーと大倉山記念館

今日(5/1)は昼間は千葉の市川、夜は神奈川の大倉山とでかけ、ピアノに関係するイベントに行ってきました。

まずは、市川市の木内ギャラリー。市川駅から徒歩15分ほどの高台にある木内ギャラリー。旧木内家を移築したという落ち着いたたたずまいの洋館です。

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そこで行われていたのが相沢邦広写真画展。ピアノとは関係ありませんね(笑)

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ミクシーでピアノを通じて知り合った方のご主人がこの写真家の方ということで行って参りました。

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「写真画」となっているように、ちょっと見、にわかには写真と信じられないような質感の「写真」ばかりです。相沢さんに何回も「これ絵ではないんですよね」って確認したほどです。この梅酒漬けの写真も「絵」だと言われればなるほどと思いますが、「写真」だと言われるとびっくりします。

少しお話をお聞きしたところによると、最初からそういう質感を狙って撮影し、和紙などに印画するのだそうです。バックがすべて白いのは「ホワイトバックという一般的な手法です」っておっしゃってました。

とにかく新鮮な感覚を覚えた写真をたくさん見せていただきました。

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それでピアノとどう関係するのかと言うことですけど、そもそもピアノで知り合った方からお誘いを受けたのは、この木内ギャラリーにはサロンにアップライトピアノがおいてあり「弾き放題だから」ということからです。そんな雰囲気のいいところでピアノを弾けるなんて滅多にないチャンスということでお邪魔したわけです。

「イパネマの娘」「ティー・フォー・ツー」「雨にぬれても」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「聖母の御子」と立て続けに弾かせていただきました。よく音が響いてきもちいい!

そのうち、ミクシーでのピアノの関連の方々が6人も集結し、入れ替わりの演奏会となってしまい、写真展会場がピアノ会会場と化してしまいました。

さて、市川を後にして横浜に。

東横線大倉山に到着したのはすでに日も暮れた7時前。かなり急な坂道を上っていくと大倉山公園が広がっていて、その中央に大倉山記念館というこちらもおちついたったずまいの建物があります。

今宵はここで、やはりミクシーでピアノを通じてお知り合いになった方が主宰するピアノ教室の発表会があり、お邪魔しました。

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建物に入り正面階段を上るとこぢんまりとしたホールがあり、すでに満員の観客で埋まっていました。

小学生、中学生を中心にした生徒さん達の演奏が続いたあと、先生の同級生という声楽家とリコーダー奏者の方が応援に駆けつけてくれ、演奏を披露してくれました。なかなかアットホームな雰囲気で、会場といい、趣向といい、先生なかなか考えられています。

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講師演奏は大好きなラフマニノフ編曲の「愛の喜び」。実はこの方のこの曲は2回目なのですが、すごーく上達されていてびっくり。丁寧にしかもダイナミックに、ラフマニノフらしさ全開で楽しめました。

ということで連休の一日、建物も、写真も、ピアノ演奏も楽しんだ幸せな一日でありました。

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