ネットストリーミング放送

普段、日中もずっと自宅でPCに向かっていることが多いので、BGMを流しておく時間が多くなります。

PCのMediaPlayer11には主だったCDをほとんど入れているので、そこからお気に入りを選んで再生したり、またはランダムモードで勝手に再生させたりすることが多いのですが、最近はネットのストリーミング放送をかけっぱなしにしている時間が長くなりました。

自分で選んだアルバムを聴くのもいいのですけど、日常的には、放送されるものを楽しむ方が向いているかもしれません。

まず、放送局が適切に選んでくれたプログラムを受け取るというのは、自分で選局するのに比べて実に気楽です。次に、新しい音楽との出会いがあります。ネットだと曲名や奏者もすぐわかるので凄く便利。お気に入りの曲があったらそのままCDを買うことも少なくありません。

お気に入りの2局を紹介します。

■OTTAVA
http://ottava.jp/index.html

 TBS系のクラシック音楽専門デジタルラジオのストリーミング放送です。24時間クラシックを流しています。NHK-FMなどと違うのは音楽をじっくり聞かせるというスタンスでなく、クラシック音楽を使った雰囲気作りの趣に徹していることだと思います。一曲一曲が長くても10分以内です。それもノンストップというか曲と曲との切れ目がなく、次から次へと流していくのですね。

20090521_ottava01

 DJは入ります。すべて落ち着いた声の男性で、その日のテーマにのっとったお話を織り交ぜながら進んでいく感じ。

 音源はNAXOSレーベルがほとんどなので、いわゆる有名どころの演奏家や指揮者はほとんど登場しませんが、それだけに新たな発見に満ちあふれています。この間もバッハのバイオリンパルティータ3番の有名なロンド風ガボットのピアノ演奏がきこえてきてびっくり。確かにバッハの曲なんだけど現代風なポップな和声付けやリズムも施されているのです。画面を見てラフマニノフ編曲版で、ピアニストはイディル・ビレットというトルコの女性ということがわかりました。へえ、こんな曲があったんだ、って即CDを注文しました。

■COTONETE
http://cotonete.clix.pt/listen/wmp_player.asp?template_path=/listen/&version=7&audio_sub_type_id=478

 この放送の詳細は知りません。ドメインは".pt"なのでポルトガルのようです。

20090521_ottava02

ブラジル音楽大好きの知人から最近教わったのですが、ボサノヴァ専門放送です。曲がわりとスタンダードなボサノヴァばかりだし、音がすばらしくいいのが魅力です。これからの季節、この放送はかかせない存在になりそう。

コメント

  1. えりぜ より:

    こんばんは!
    こちらには初コメです~!
    シベリウス/田部京子さんでググッておりましたら、
    このブログが出てきました。(笑
    どの記事に田部さんの事が書かれているのでしょう?

  2. ブライアン より:

    あらら、えりぜさん、こんなところに迷い込んでしまって(笑)いらっしゃいませ~

    田部京子さんの記事は
    http://ict-mitsuke.whitesnow.jp/brian/wp-content/uploads/2022/03/2007/09/post_1662.html
    です。グリーグの曲について書いていますので、まんざらシベリウスとは北欧つながりですね。

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