ザ・リアル・グループ『スタムニング』

今年購入したCDの中で1枚、お気に入りを紹介します。

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スウェーデンのアカペラグループ「ザ・リアル・グループ」については以前書いたことがあります。

・驚異のアカペラ『ザ・リアル・グループ』
http://ict-mitsuke.whitesnow.jp/brian/wp-content/uploads/2022/03/2007/08/post_22d9.html

このときはNHKの番組でポップスを中心に歌っていたのですが、彼らのもう一つの顔はスウェーデン民謡を歌うことだということもこの番組で語っていました。

今年ある方のブログでこのCDを紹介されているのを見て、私も購入したのですが、1曲目の出だしを聴いただけでとりこになってしまいました。

ザ・リアル・グループは男性3人女性2人からなるアカペラのグループなので、普段は指揮など無く歌っているのですが、このCDではスウェーデンの合唱指揮者エリック・エリクソンが指揮をしてザ・リアル・グループがスウェーデン民謡を歌っているのです。

このリンクで映像を見ることができますので、ぜひ一度聴いてみてください。

・Eric Ericson conducts TRG
「馴染み深い豊かな緑(夏の賛美歌|スウェーデン賛美歌201番)」
「そして乙女は輪になって踊る」
http://www.realgroup.se/index.php?option=com_content&view=article&id=52%3Aeric-ericson-conducts-trg&catid=12%3Avideo&Itemid=50&lang=en

とても指揮者がいるとは思えないですが、ライナーノートによるとザ・リアル・グループは「伝統的な作品だからこそ、これらの作品から新しい何かを発見する必要がある。昔からあるレールを外れる必要がある。」ということでエリクソンにプランを持ちかけたということです。

短い曲ばかり22曲入っているこのCD、夏に涼やかな気持ちにさせてくれる一枚です。

(冬はシンガーズ・アンリミテッドの「ザ・クリスマス」です)

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