昨日までの良い天気が一転して台風の影響で雨と風がじわじわとにじりよってきた今日、はとバスツアーに行ってきました。先日テレビ朝日の「旅の香り」でヒロシが体験していた横須賀バスツアーに行きたくなり、3日ほど前に申し込みました。
朝、8時に自宅を出て投票を行い、そのまま東京駅までウォーキング。
東京駅丸の内南口(9:00発)=記念艦「みかさ」(見学・50分)=横須賀海軍カレー本舗(海軍カレーの食事・50分)=軍港クルーズ(乗船/軍港めぐり・60分)=横浜マリンタワー(展望・30分)=山下公園(自由散策・20分)=横浜中華街(自由散策・50分)=横浜ヘリポート(約3分間の体験フライト)=東京駅(19:00着予定)
東京駅丸の内口を出発して、首都高に乗り、レインボーブリッジから湾岸線に入ります。羽田空港の真下、京浜工業地帯、横浜ベイブリッジ、横浜横須賀道路と経由して横須賀市内までおよそ1時間のバス旅です。
東京駅丸の内北口のはとバス乗り場。9:00に出発です。
先週歩いて渡ったレインボーブリッジを今度は2階部分にあたる首都高をバスで走って渡ります。
横須賀市内には10時過ぎに到着。
三笠公園で戦艦「みかさ」見学、海軍カレーの昼食、軍港クルーズとめぐります。
まず三笠公園で戦艦「三笠」の内部見学。
「三笠」ははるか昔、日露戦争の時に、東郷平八郎が率いて破竹の勢いを誇っていたロシアのバルチック艦隊と交戦した戦艦として有名。
到着時は雨が強くなっていたので傘を差して乗船。乗船と言ってもこの船、陸に揚げられていて船としては機能していないのですが。
内部は実際に大砲の方向制御を行えたり、食堂や居室の見学をしたり、様々な展示を見たりできるようになっています。その中の一室に音楽隊関係の展示がありました。
一番右は(Es)エスバスと言われるE♭のバス(チューバ)、次がユーフォニウム、いずれも日管製となっていました。
この他に楽譜の展示もあったのですが、軍艦マーチのスコアがありました。この船にはこの曲の作曲家瀬戸口藤吉も乗っていたということなので自筆譜かも。
さて昼食は京急横須賀中央駅近くにある横須賀海軍カレー本舗に。
戦艦の中では今の海上自衛隊も毎週「カレーの日」というものがあるそうな。海軍時代から引き継がれているそのカレーのお店が横須賀にはたくさんあるそうです。
このカレー、一言で言うと昔の家庭で作られていた小麦粉カレー、という感じでした。ちょっと現代人には物足りないのでは・・・
このバスツアー、もちろんバスガイドさんがいらっしゃったのですが、街の中の移動も写真のように旗を高々と上げてみんなを引率です。楽しかった(^_^;)
はとバスはおなじみ、全体を黄色で包み、赤い字で「HATO BUS」と書かれている、お気に入りのデザインです。このバスで旅行するのも楽しみの一つでした。
今回の参加人数は20名、広い車内をゆったりと使えました。
今日のメイン、軍港クルーズです。雨と風が少し強くなって波が高くなってきているとのこと、船酔いを心配しながら乗船開始。
船内ではイケメンのいにいさんが懇切丁寧な解説をしてくれます。
これは海上自衛隊の潜水艦が米軍の岸壁に接岸するところ。艦上に乗組員が並んで準備をしているのが見えます。
長浦湾は海上自衛隊の船が目白押し。
このオレンジ色の船は南極観測船「しらせ」の最新艦。今年の秋に初めての越冬に出発するのを待っているそうです。
横須賀を後にして横浜に。まず、今年の連休でリニューアルし、営業を再開した横浜マリンタワーに上りました。中は新しくきれい。
展望室から大桟橋とみなとみらい地区を臨んでいるところ。
その後自由散策ということで、中華街に出かけました。相変わらずすごい人出です。
朝陽門近くの茶房翡翠で中国茶ケーキセットを。
本当は夕方からヘリポートでヘリコプター搭乗体験が予定されていたのですが、残念ながら気象悪化で中止。(帰着後にヘリコプター分の料金が払い戻されました)
気象条件は悪かったのですがこのバスツアーすごく楽しめました。その大きな要因としてバスガイドさんが素晴らしかったっていうのがあると思います。
車窓から見える都内や工業地帯、三浦半島などの解説がすばらしかったのはもちろん、乗客に対する気遣いがすばらしいです。ちょっとおっとりしているかと思えば、車内に紛れ込んだ虫を「ちょっと退治しますね」ってつかつかと寄っていき手で捕獲してしまったのにはプロ魂を感じました。
外で案内をするときはすごくよく通る声で、町中でのカーブでは安全確認をおこたらず、当たり前と言えばそうなんですけど、妙に感動しました。
急遽決めたバスツアーですが、丸一日たっぷりと楽しめました。はとバス最高!
13000歩(笑)
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