東京散歩:001.旧街道を歩く『中山道・板橋宿』

【1602年に整備された中山道。板橋宿は日本橋から数えて最初の宿場町である。大名行列の往来で賑わった本陣周辺は、仲宿商店街になっている。道幅は今も当時のまま。】
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

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台風も過ぎ去り久しぶりに暑い日差しが照りつけた今日の午前中、コースNo.1番の中山道・板橋宿を歩いてきました。

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スタートは板橋駅。地元の方には失礼ですが、最初「板橋駅ってどこにあるんだっけ?」って思ってしまいました。昔の赤羽線、現在の埼京線にあるんですね。おちついたたたずまいの静かな駅でした。

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旧中山道に入るとコースはずーっとまっすぐ。ひたすら道路沿いを道なりに歩いて行きます、今日のコースは。ここは駅前本通り商店街ですが「平尾宿」というのぼりが両側に掲げられています。板橋宿は上宿、仲宿、平尾宿と三つのエリアからなりたっていたということのようです。

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国道17号を横切り、仲宿のエリアに入ります。こちらはかなり賑やかな商店街が長く続いています。

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宿場の馬つなぎ場があったところに馬頭観音が残っています。

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さらに進んでいくと橋を渡りますが、橋の名前を見てびっくり「板橋」という橋でした。板橋区の名前の由来はこの橋からきているらしいです。

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板橋がかかる川は石神井川。

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板橋の近くに「縁切榎」という小さな祠がありました。江戸時代にはわざわざこの地を避けるような嫁入りの時のルートがあったそうです。

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たくさんの絵馬がありました。主に病気などとの悪縁を切りたい、切れてありがとう、というものと、娘(息子)にとりついている悪い彼氏(彼女)との悪縁を絶ちきってほしいという親の願いが書かれてました。切実ですね。

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カラオケ「カラヤン」って! どうしてなんでしょう(笑)
カラオケ「フルトヴェングラー」よりいいか・・・

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およそ1時間くらいの散歩で終点の都営三田線本蓮沼駅に到着です。6300歩。

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