ハープとフルートによる陽春の調べ

中野区のなかのZERO主催によるコンサート「野方WIZフライデー・コンサート」シリーズ「ハープとフルートによる陽春の調べ」を聴いてきました。

野方区民ホールは西武新宿線野方駅のほど近くにある小ホール。野方WIZという区民活動拠点のビルの地下2階にありました。

———————————————————-
出演者: ハープ/梅津三知代、フルート/吉田雅信
———————————————————-
ル・バスク(マレ)
アンダンテとヴァリエーション ヘ長調(ロッシーニ)
ララのグラナダによる幻想曲(サルシェード)
組曲『アルルの女』より「メヌエット」(ビゼー)
カルメンファンタジー(ボルヌ)
———————————————————-
アイルランドにて(ハーティ)
ダニーボーイ(アイルランド民謡)
ひき潮(マックスウェル)
映画『ライムライト』より「エターナリー」(チャップリン)
映画『モダン・タイムス』より「スマイル」(チャップリン)
フルートとハープのためのソナタ(ロータ)
(アンコール)
映画『ロミオとジュリエット』よりテーマ(ロータ)
———————————————————-

フルートとハープという組み合わせは本当に「陽春」という言葉にぴったりで、この季節ならではのコンサートでした。

ハープについては漠然とした知識しかありませんでしたが、コンサート中に奏者の梅津さんがしくみを説明してくださいました。弦の色は赤がド、黒がファとなっていること、足下のペダルは7つあり、それぞれがド~シまでの音程をペダルを上げることにより半音上げて、下げることにより半音下げる働きがあること、ペダルの組み合わせで独特なグリッサンドを弾けることなどなかなか興味深かったです。
その説明の後「ひき潮」をソロで演奏されましたが本日のコンサート中で一番良かったです。まさにハープのために作曲された曲だなあと感嘆しました。

ハープがとても繊細だったのでフルートが大味に聴こえてしまいました。吉田さんの金のフルート、音色が豊穣でしたよ。

コンサート後、食事を取り、住宅街を20分ほど歩き帰宅しました。

6月のフライデーコンサートはマリンバ、楽しそうなのでチケットを買ってきました。楽しみです。

コメント