韓国、中国よ、もうやめて

めずらしく政治・国際がらみのトピックを。

■韓国・中国への対応について

私はどちらかというと、世間で言われている「自虐史観」寄りの考えを持っている。中国に対しては、南京大虐殺など程度の問題はあるにせよ、ひどいことをしてきたと思っているし、謝らなければならないことだと思う。韓国(朝鮮)についても日韓併合を通してつらい思いをさせたことも多かったのだろうと思う。日本人として、原爆や空襲の悲劇ばかり訴えるのではなく、こういったことも認識して国際上のつきあいをしていくべきと思っている。

しかし、近年の中国や韓国の行動を見ていると今までの自分の認識が誤っていたのではないかと思えてきた。中国の各地の反日暴動はとうてい近代的な法治国家の行うことではないと思う。戦時中に日本がどうだったかという問題の如何に関わらず許されない行動だ。

韓国はもっと重症だ。竹島や慰安婦についての執拗な理不尽な国際的行動は理性を持った国とは思えない。サッカーの日韓戦などで見られる日本に対しての理不尽な行動などを見るにつけ、この国に対してはまともに付き合ってはだめなんだと思ってしまう。

少なくともいままでの謝罪だけの外交ではなく、きちんと是々非々で対応していくべきだ。悪いことは悪いと言わなければならない。それは対韓国や中国についても同じ。敗戦国日本という立場でへんに卑下せず、現代の国際関係できちんと対応するべきだ。

日本がだんだん右傾化しているとすればそれは韓国・中国の行動がそうさせている大きな要因と思わざるを得ない。私でさえこんな風に感じてきているのだから、多くの人たちが感情的な嫌韓になびいてしまうのはしょうがないのでは。

■韓国(朝鮮)の歴史ドラマを見て

韓国への理不尽な思いは別として、韓国の歴史ドラマは大好きでいろいろと見てきた。現在もNHK-BSで日曜に放送している「馬医」を毎週楽しみに見ている。善人側、悪人側がはっきりしており、勧善懲悪のわかりやすいストーリーが心地よいのだ。

最近ひとつ気がついたことがある。常に力のある方に人々がなびいて、そのためなら人を落とし入れることなど日常茶飯事ということだ。そんな国柄が現在の日本対する韓国にも共通しているようで興味深く思っている。

ドラマ内で過去の歴史上の出来事として描くには面白いが、現代の国際上のつきあいは法を遵守してルールを守ったつきあいをしてほしいものだ。

■メディアについて

書店に行くと「嫌韓論」「呆韓論」などの書籍、「正論」などの右派オピニオン誌を始めとして対韓国、対中国を攻撃する本があふれている。ネット上でも例えばYouTubeでも「韓国」で検索すると、出てくるわ出てくるわ、反韓国の動画がこれでもかと出てくる。それらを見ると産経新聞の論調を基本とし、反朝日新聞というスタンスだ。リベラル寄りのものをさがそうとしても出てこない。どうしたんだろう。私としてはどちらの意見も見てみたいと思っている。環状では韓国・中国にあきれていても、ではいったいどうすればいいのかを考えるに当たっては、さまざまな意見に触れておきたい。

そんな中で見つけたのが国際フォーラムの副理事長という方のコラム
『近くて遠い国はどこに行くのかー再度韓国を論ず』
だ。外務省の外交官などをやっていた方のようだが、わりと私の思っていることと同じ基調で意見をまとめられているので安心した。

コメント

  1. HISA より:

    ブライアンさん、こんにちは!

    日本には在日コリアンの方がたくさんいますね。二世三世を含めると凄い数になると思います。有名人もいますね。その方達は韓国の反日をどう思っているのでしょう。両国が仲良くするために行動を起こさないのでしょうか~不思議です。

  2. ブライアン より:

    HISAさん、いつも読んでくださりありがとうございます。

    確かに在日の方たちの声ってあまり聞かないですね。(メディアが取り上げない?) 日本で暮らすということを選択するのなら両方に関わる立場にある人間として何かしら発信して欲しいですよね。