【北区から荒川区にかけての隅田川上流沿いを歩く。堤防沿いを歩くので眺望が開ける部分は少ないが、それでも渡し船場やレンガ工場跡など見所は多い。あらかわ遊園も楽しい。】所要:2時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全119コース中83コース目~
梅雨時期のこの日、かなり湿度が高く、雨は降らなくても歩いているとじわっと汗がまとわりつく感じ。今日は、北区を歩きます。隅田川上流を川沿いにあらかわ遊園まで下ります。
南北線で王子から一つ目「王子神谷駅」がスタートです。王子から先は初めて乗りました。
清光寺という立派なお寺があるのですが、その入り口にあった地蔵尊。今日はいくつかお地蔵様を見たので気になります。この成功寺というお寺、このあたりの豪族(武士)だった豊島清光が開いたという由緒あるお寺のようです。
その豊島清光ゆかりの地ということでしょうか、住所は北区豊島。北区に豊島があるとは初めて知りました。
しばらく歩くと「トンボ鉛筆前」というバス停が。企業名が入ったバス停は時折見ますね。
このバス停の目の前にはトンボ鉛筆の大きなビルがありました。
いよいよ隅田川沿いに出ました。川の向こう側には首都高中央環状線が見えます。
手前の橋は豊島橋。こちら側が北区、向こう側が足立区となります。
この辺、豊島5丁目団地というURの巨大な団地群。広場にはショッピングセンターやスーパーが。ショッピングセンターのお手洗いお借りしました。
こちらは下道(しもみち)地蔵尊。18個ものお地蔵様が並んでいます。こちらもやはり豊島氏にちなんだものらしいです。
これは石神井川が隅田川に流れ出る河口です。小平市、西東京市、練馬区、板橋区、北区と流れてきて王子駅脇を通り、ここで隅田川に合流しています。
このあたり住所表記は堀船(ほりふね)というのですが・・・
この幼稚園、「ほりふな幼稚園」です。
突如、読売新聞の印刷工場が現れました。結構巨大です。
しかもその隣には日刊スポーツの印刷工場が。
このあたりはレンガ工場がたくさんあったということです。このレンガ塀は当時のレンガ工場のまま残っているようです。
あらかわ遊園、たくさんの親子連れで賑わっていました。
ゴールの「荒川遊園地前駅」。ここから王子に出て南北線で帰路につきました。11000歩。
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