【谷中から根津、白山にかけては、数多くの寺社が集中する一帯。厄除けの根津神社を中心に御利益祈願めぐりを。坂道も多く、お化け階段や夕焼けだんだんなど味のある道を行く。】所要:3.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全119コース中88コース目~
9月に入り、散歩するにも気持ちのいい季節に入ってきました。今日は谷中、根津、白山という、私としてはお馴染みのエリアの散歩です。新しい発見があればうれしい。
スタートは日暮里駅。こちらはメインの東口とは反対の西口。工事中ということもあり地味な出口です。
まずは谷中ぎんざの入り口、夕焼けだんだんです。
いつ来てもにぎやかです。
谷中銀座通りから脇道に入っていきます。細い路地が縦横に広がっていて散歩には楽しい地域ですね。
谷中周辺は寺社の密集率が半端ではありません。どんな路地からでもお寺の屋根などが必ず見えます。
このスギの木はとても立派でした。
階段を降りていくと井戸が。個人所有のもののようです。
さて、谷中から根津エリアに入ってきました。あるおうちの塀にトカゲがいたので近寄ってみたのですが、その家にはこのような看板が。トカゲも暮らしやすい環境のおうちなんでしょうか。
異人坂を上っていくと突き当たりに東大農学部の一角があるのですが、門がありレストランの案内がありました。「ご利用の方はインターホンを押してください。」と書いてあります。農学部キャンパス内にあるレストラン「アブルボア」の裏口(お庭口)のようです。今日は少し時間が早いのでまだ後日訪れたいと思います。
お化け階段。上りが40段、下りが39段となるとのこと。
根津神社に来ました。神社というのは多くの人を受け入れる空気が漂っているように思います。天空の神に「ありがとうございます」っていう気持ちになりますね。
根津から白山エリアに来てもあちこちにお寺があります。ここ白山駅近くの大円寺にはほうろく地蔵がありました。八百屋お七を供養するための地蔵ということで、素焼きのほうろくをかぶることで、お七が火炙りにされた苦しみを自ら受け入れているとのこと。頭から上の病(頭痛、眼病、耳・鼻の病)にに霊験があるとのこと。
こちらは円乗寺のお七の墓。
ゴールも間近、白山神社に来ました。お参りした後恒例の絵馬ウォッチング。「年収一千万以上かせぐ男性と結婚」ですか・・・お幸せに。
白山神社前から階段を降りていくと京華通り商店街に出て、まもなく白山駅ゴール。
何回か訪れているエリアで、特に白山から根津のあたりは高島平から通勤していたときに毎朝ウォーキングしていたところだったのですが、お七の墓などいつも素通りしていて見たかったところを京はゆっくり見ることができました。
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