3連休の中日、サントリーホールに都響のコンサートを聴きに行ってきました。
名曲コンサートとということで、いずれもお馴染みの名曲がずらりと並んでいます。楽しみです。
この日は梅雨が明けたとのことで、気温が30度を超え、夏らしい暑い日。南北線六本木一丁目駅からアークヒルズのサントリーホールに向かいます。
カラヤン広場(って、今でもそう呼ぶんだろうか)。
都響は1965年創立ということで、今年は50周年にあたるそうです。大野和士が新たに音楽監督になり、活躍が期待されます。
プログラム—————————-
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 op.48
スッペ:喜歌劇『軽騎兵』序曲
ボロディン:交響詩≪中央アジアの草原にて≫
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
(アンコール)チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
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指揮:小泉和裕 東京都交響楽団
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オーケストラ全体が揺れるようにダイナミックに曲を作り上げていて、見事でした。特に弦楽セレナーデは重厚な弦楽器のアンサンブルを聴かせてくれたと思います。
個人的には「中央アジアの草原にて」を楽しみにしていました。たぶん学校の音楽の時間に鑑賞したのが最初ではないかと思いますが、この曲の雰囲気が大好き。よく考えたら生演奏で聴いたのはこれが初めてではないかと思います。第1バイオリンがメロディーではなく、高音のロングトーンで草原のもやの雰囲気を出しているのが印象的。ハチャトウリャンのガイーヌもそうですが、この中央アジア的な雰囲気は郷愁を誘います。
全体的には、音がとても重厚で圧倒されました。10列目の一番端という席のせいか、都響のせいか、小泉さんのせいか、はたまた久しぶりのオーケストラ生演奏だったのでそう感じたのか。いずれにしても至福の時間でした。
このコンサート、洋菓子のシャトレーゼが協賛ということで、終演後に玄関で洋菓子のお土産をいただきました。おいしかった。
コメント
おはようございます。
写真付き、演奏曲付き、解説付きで、私も行った気分です。「中央アジアの草原にて」や「韃靼人の踊り」は、懐かしく感じる旋律が多いですね。特に後者は、いつか、ピアノで挑戦したい曲です。弾きたい曲が山積みです。
暑いと動くのが億劫になりますが、お元気なようで何よりです。
この3連休は私はピアノ練習で心頭滅却です。
私たちのように歳を重ねた者は、それぞれに音楽経験がありますので、「弾きたい曲が山積み」ですよね。
クラシックの名曲、大人のジャズ、ポップス、懐かしの歌謡曲、映画音楽・・・ この先の楽しみにとっておきましょう。
BostonPさんもなにやら夏休み企画が進行中のようですね。暑い夏を乗り切りましょう。