「一番好きな映画は?」と聞かれたら、私は「サウンド・オブ・ミュージック」と答える。
この本の冒頭は以下の書き出しから始まる。
最初に書いてしまうと、『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)が好きなのである。
そんな著者の気持ちに同化してこの本を手に取った。
『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密 瀬川裕司著(平凡社新書)
帯に書いてあるように「徹底解析」をしている。
まずは、この映画を見たときに導入部のダイナミックさに誰もが引きこまれてしまうと思うが、その導入部の魅力の秘密を紹介。
空撮から始まり、草原のマリアにズームインして、修道院まで。その1ショット1ショット、タイトルバック、音楽までまさに徹底解析している。
また、主人公マリアについて、登場から各場面での取り上げられ方、衣装なども含めて解説。
そしてもちろん、11曲全曲を紹介するのだが、それらに関するエピソードが面白い。ミュージカル版との違い、歌詞に隠された意味、オーストリア国民から大不評を買った「エーデルワイス」など、微に入り細に入り各曲の解説が進む。
数年前にピアノで全11曲を弾いたことがあるので、それぞれが愛おしいのだが、また弾いてみたくなった。
やはり「サウンド・オブ・ミュージック」「私のお気に入り」「すべての山に登れ」が特にお気に入りだ。
その他、大佐役のクリストファー・プラマー、婚約者役エルザ役のエレナー・パーカー、そして7人の子供たち。それぞれの俳優たちの紹介。
最後にロケ地巡礼で締めくくられている。
VHSビデオは購入していたがすでに見ることはできない。DVDを買おうかな。
※ピアノを始めた当初にトライした演奏はこちら。
ピアノレッスン(再)「サウンド・オブ・ミュージック」曲集
52才から始めたピアノですが、はじめの頃に録音したのはMP3ファイルとして残してあります。主なものを動画化してアップしたいと思います。 最初は、サウンド・オブ・ミュージック曲集。ヤマハミュージックメディアから出ているピアノ初心者用の曲集なの...
コメント
おはようございます。
「サウンド・オブ・ミュージック」は私を音楽の世界に誘った思い出いっぱいの映画です。とても魅力的な曲が多いですね。
最初にトライした曲も併せて聴かせてもらいました。
すごいですね、ピアノを始めて1年以内でこんなに上手に弾けるなんて!!。私は1年目はバイエルとブルグでした。
こんなリズムがバラバラの各曲を 各々、きちんとしたリズムで・・・。
今後、私がこのように弾けるかどうか、全く自信がありません。もう少し、早く上手くならないかと、やきもきしている私です。
おはようございます
ほんとうに1曲1曲が愛おしいです。
ピアノを習い始めて、先生には「とにかく弾きたい曲がいっぱいあるので、自由に弾かせてください」とお願いして、バイエルとか基礎はまったく無視しました。(そのあおりで未だに未熟なんですが・・・)
その代わりと言ってはなんですが、好きな曲でピアノの練習ができると思い、とにかくゆっくりとメトロノームに合わせて流れを止めずに引けるようになるまで繰り返しました。あとは地道に地道にテンポを上げていって、それからは曲作りのお楽しみの時間。考えてみたらこの手法は今もまったく同じです。1曲だけを1ヶ月ほどかけて仕上げては録画する、ということを繰り返していますね。
先日ご紹介いただいたMei Koizumiさんはすごい間隔でアップされていますね、それは私には夢のまた夢、とにかく1曲集中で時間をかけて仕上げていきます。
BostonPさんも基本的には同じですよね。時間はたっぷりあるので好きな曲をじっくりと楽しんで行きましょう。