クラシックギタージョイントコンサート

Poster

久しぶりにクラシックギターのコンサートを聴いてきた。

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会場は長岡市にある新潟県立近代美術館。初めて訪れたと思う。ロビーでは長岡大学学生による抹茶のサービスが行われていた。

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演奏するのは長岡市を中心に活躍されている畠山徳雄先生とドイツ在住の佐々木忠さん。昨年、桜のきれいな高田公園で初めて出会われ、二人とも活動50周年を迎えるということで、ジョイントコンサートの運びとなったそうだ。

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プログラムは、アルベニス、ビラ・ロボス、バッハを軸に、ルネサンス音楽、日本民謡、オリジナル曲、日本ギター黎明期に書かれた四重奏曲と、非常に多彩な内容となっており楽しめた。

Program

お二人とも1942年生まれというから優に70歳を超えていられる。それなのに未だに演奏活動を継続されていることは尊敬に値する。畠山先生は、今年少しの間教えていただく機会があったのだが、温厚な人柄で情熱を持って教えてくださった。見習わなきゃ。

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会場は美術館にある講堂。ステージに置いてあるピアノは、会場の音響が非常にデッドなので、佐々木忠さんの発案により反射板の役割として使っているそうだ。たしかに音が飛び出てこなかった。
畠山先生の演奏ではオリジナルの「戊辰戦争鎮魂曲」が面白かった。オクターブに響くように特殊調弦してよく歌った演奏だったと思う。
佐々木さんの演奏ではバッハもよかったけど、なんと言っても八木節だろう。もう数十年もアンコールピースなどとして弾かれていると言うこと。外国人に受けそうだけど、日本人が聴いても心揺さぶられるものがある。

約200人ほど収容する会場が満席だった。畠山先生は地元ではギター活動だけでなく、大正琴、ウクレレ、また音楽祭なども手がけておられ音楽普及に尽力されているが、多くの人々に慕われているのが感じられた。

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