アサーティブコミュニケーションでウィンウィンになる~勝間式生き方の知見

意に沿わないお願いをされたとき、いやだけど我慢して引き受けたり、「やりたくない!」と相手に当たったり、適当な理由で逃げたりと、相手に向き合わない行動をとりがちだ。
そんなときに自分をごまかさずに、相手も尊重しながら気持ちよくやりとりする方法がアサーティブコミュニケーション。

アサーティブコミュニケーションの4本柱

  1. 誠実
    「先約があるから」などと嘘をついて断りがち。なぜコミットできないかを正直に話す必要がある。
  2. 対等
    上司や親などのお互いの立場でも相手に従わせたり従ったりするのが当たり前というのは間違い。相手と自分は対等だと考えそれを心から信じることで気持ち良いやりとりができる。
  3. 率直
    「みんながそう言っていた」「ほかの人がそう思うかもね」などと、自分の意見を他人に代弁させない。
  4. 自己責任
    言いたいことを言う権利も言わない権利もあり、どうやっても自由。だけど、その結果起こることは誰のせいでもなく、すべて自己責任ととらえられること。

この4つの柱はとても大切だと思う。私は昔から頼まれたことは断れない性分だったように思う。
そうではなくて、やりたくない、できない、などの場合は、その理由を率直に相手に伝えて、気持ちよくコミュニケーションするようにしたい。

私の持っている価値観の一つに

思考と言動と行動が一致する

というのがある。これはまさにこのアサーティブコミュニケーションのことを言っていると思う。
誠実、対等、率直、自己責任、これらをチェックしながら付き合いをしたいと思う。

もう一つ忘れてはならないのが、アサーティブコミュニケーションは自己主張すればいいということではなく、自分も相手も尊重するということ。相手の話を相手の立場になって理解するよう傾聴することが大切だ。

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