精神科医が見つけた「3つの幸福」

「3つの幸福」(樺沢紫苑著を読んだ。

毎朝2~6ページくらいを読み、毎朝アウトプットしながら読んだので2か月ほどかかった。
樺沢さんの本は「アウトプット大全」以来数冊読んでいるが、これは特に面白かった。

■幸せの三段重

「幸せ」といっても人によっていろいろな捉え方があると思うが、著者樺沢さんは、心と身体の幸せ(セロトニン的幸福)、つながりと愛の幸せ(オキシトシン的幸福)、成功とお金の幸せ(ドーパミン的幸福)の三重構造になっており、この順番に重要という。
たとえば、いくら地位やお金があっても健康がボロボロだったら幸せと思えるだろうか、家族や友人とのつながりがなくて幸せと思えるだろうか、ということだ。つまり、

 健康 > つながり・愛 > 成功・お金

ということだ。とても納得できる。

■セロトニン的幸福

三重構造の一番基礎となるのは「健康」だ。健康がなくてつらかったり、イライラしていた李、集中力がなかったり、病気だったり、生きる意欲がなかったり、というような状態では何をやっても幸せに離れない。
心と身体が調子がいいとセロトニンが分泌されることから「セロトニン的幸福」といい、幸福の一番の基礎となる。

■オキシトシン的幸福

二番目に位置するのは「つながり・愛」だ。他社との交流、関係によって生まれる幸せ。夫婦関係、親子関係、恋人、仲間、笑顔、所属、ペットとのふれあいなどで得られる。
このように癒されているときはオキシトシンが分泌されることから「オキシトシン的幸福」といい、これがないと「さみしい」「疎外感」「孤独」といった状態になり、とても成功などおぼつかない。

■ドーパミン的幸福

ピラミッドの頂点に位置するのは「成功・お金」だ。一般的に「幸せ」というと地位やお金を想像しがちだが、これだけあっても幸せに離れないし、健康やつながりの上に成功はなりたつもの。この状態の時に分泌されるのはドーパミンであることから「ドーパミン的幸福」という。
ドーパミンは興奮するがすぐにさめ、長続きしない。さらに悪いことに「もっと、もっと」とせがんでしまう。うまく使えばやる気、モチベーションの源なので自己成長につなげることができる。しかし暴走すると依存症になり、幸せだと思ったのが不幸へ一転してしまう。

■幸せになる順序

もう一度書くと

 健康 > つながり・愛 > 成功・お金

の順番が重要ということ。
著者はいろいろな習慣を勧めている

・セロトニン的幸福:朝散歩、3行ポジティブ日記、「今」の幸せを感じる
・オキシトシン的幸福:感謝日記、新設日記、コミュニティ
・ドーパミン的幸福:お金や物への感謝、コンフォートゾーンをはみ出る、与える、天職を見つける

これらは著者の発信にたびたび登場するものばかりなのでひとつひとつは目新しくはない。しかし、幸せの三重構造と優先順位を理解した後、ひとつひとつの意義を感じながら実践すると幸せに少しずつ近づけると思う。

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