1%の本質を最速でつかむ「理解力」

山口拓朗さんは文章力の本を2冊読みましたが、最新刊の「理解力」を読みました。

物事を進めていくにはまずインプットしてアウトプットするという流れになりますが、インプットする上で理解力が大切です。

山口さんは理解力を上げるうえでいろいろな切り口で解説されていますが、もっともインパクトの大きかった言葉としてこの本の冒頭に書かれている次の言葉を上げたいと思います。

「理解力」とは、「理解したつもり」という壁を乗り越えて、深みへと踏み込む力のこと。

この「理解したつもり」という壁がある限り前へ進めないというのはまったくその通りだと思いました。そしてプロローグに書かれたこのことに対する締めの言葉として。

「理解したつもり」という壁を乗り越えていこう!

とゴシック文字で強調して訴えられています。

本文では「理解の箱」「言葉」「幹→枝→葉」「クリティカル」という要素について理解力を深めるためのアプローチが説明されていますが、「理解したつもり」を乗り越えないとこれらにはたどり着けないと思います。

また「認知バイアス」についても強調されています。これは「思い込み」「偏見」といったようなことを指します。私もこれは大切なことだと思います。思い込みを無くし自分の心の声で理解しようと努めることは私の大きな価値観のひとつです。

もう一度各項目を復習し、ひとつでも自分の習慣として身につけていきたいと思います。

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