ノートPCのバッテリー持ち問題とりあえず解決

私の外出用ノートは、昨年の3月に購入したDell Inspiron 14 5425です。

14インチ、薄型ノートPCで、Ryzen 5 5625Uとメモリ16GBを搭載し、もちろんストレージはSSD。自宅以外でPCを使うときに手軽に持ち出せる、とても使いやすいPCです。

その便利さで一番恩恵を感じているのはバッテリーの持ちです。

たとえば毎週ネーブルみつけで行っているスマホ相談窓口は9時から3時まで昼の1時間をはさんで5時間対応しています。窓口では相談内容の記録や相談事項に関する調査のためにノートPCをつけっぱなしにしています。画面は自動で暗くなるまでの時間を1時間にしているので、ほぼつけっぱなしで使用します。

コンセントからACアダプタで電源をとることもできるのですが、テーブルタップで床を這わせないといけなく、どまいちの商品を見にいらっしゃるお客様などの邪魔になる場合もあり、使っていません。

5時間をバッテリーだけで使い続けるのですが、半分の容量を残して終えることができます。

会場に着いたらカバンからPCを取り出して広げるだけで使い始められとても気が楽です。

突然持ちが悪くなったバッテリー

ところが2週間前頃から突然消耗が激しくなりました。午前中が終了した時点で残り35%という状態になったのです。これは困ります。

Dellの組み込み診断をかけたのですが異常なし。BIOS画面でもバッテリーやACアダプタは「正常」と表示されています。1年と2カ月の利用でバッテリーの劣化が突然進んだのかなあ、と思うに至りました。

保証は2か月前に切れたばかりですし、バッテリーの劣化が保証対象になるのかどうかもわかりません。

とりあえずDellのサポートに連絡し、対応してもらったところ、やはり本体には異状なしということでした。バッテリーを交換した場合は部品代金1万円だそう。もし修理依頼すると部品代込みで2万円とのこと。保障の延長をすればよかったかな、とちょっと思ったけど、いままでの長いPC生活でもまれなこと。今回はバッテリーを取り寄せて交換してみることとしました。

解決しない

Dellから届いたバッテリー。数年前まではノートPCのバッテリーは着脱が簡単な構造でしたが、最近の薄型PCでは少し手間がかかります。今回届いた新品バッテリーも「こんなに薄いのか」とびっくりしました。

Dellのサイトに交換手順が図解してあり、ネジ数本を取り外し、蓋を外し、バッテリーへの配線を外して取り外しました。

次に新しいバッテリーを取り付け、配線し、ふたを閉めねじ止めし、完了。

翌日さっそく外で使ってみたところ・・・「直ってないやんか!!!」

状況はまったく変わらずでした。

そして解決

ということはバッテリー自体には問題はなかったということ。本体のハードも問題ない。

さすればソフトの問題ということになりますね。アプリかWindowsシステムかわかりませんが、とにかくソフトを元に戻せば直る可能性が大と判断しました。

それでWindowsリセットというものを行い、Windowsを購入直後の状態に戻しました。インストールしたアプリケーションもなくなりますので後から再インストールする必要があります。データはすべてバックアップをとってありますが、一応削除しない指定でリセットしました。

リセット完了後に丸一日使ったところ・・・直ってました!!!

ということは無理にバッテリーを交換しなくても良かったんだ。ということですが、いい勉強になりました。

教訓

ノートPCのバッテリーの減りが速くなったと感じたとき、徐々にそうなったのであればバッテリーの劣化が原因と考えられるが、急にそうなったのであればソフトの状態を戻すことにより解決するかもしれない。

コメント