先週の金曜2月8日に2つの2008年版ソフトがパッケージ発売になり、事前に予約注文していたものが届いたので早速インストールして使い始めました。
画面左側のウインドウで起動しているのがVisualStudio2008。マイクロソフトのソフト開発ツールの最新版。
画面右側のウインドウで起動しているのがJustSuite2008。一太郎とATOKを中心としたジャストシステム製のオフィススイートです。
■VisualStudio2008
個人で趣味に使う開発ツールは以前はボーランド製を使っていました。そもそもプログラム作成を趣味で始めたのがTurboPascalだったので、ずっとその流れでDelphiまで使い続けてきました。けど、ボーランドも一時インプライズという社名に変更になり個人向けから業務向けにシフトしていった頃を契機に気持ちが離れていきました。Pascal言語は確かに使いやすくぞっこん惚れ込んでいたのですが、今は昔です。
会社でVisualBasicを使う機会があり、その頃から自宅プログラミングもVBにシフトしていきました。もちろんJavaを使ったり、VisualStudioでもC#を使ったりもしますが、自分としての使いやすさはVisualBasicが一番かな。かゆいところに手が届くお気軽さと、.NETFrameworkというインフラを取り込んだ本格さが同居しているところに魅力を感じます。
■JustSuite2008
オフィススイートといえばMicrosoftOfficeと相場が決まっていて、どこにいってもExcelとWordが標準という世の中です。Excelは確かに標準としての風格があると思います。システムトレードの検証もExcelなしには成り立たない存在になっています。私も以前はOfficeを購入していたのですが、今ではExcel単体パッケージを購入しています。WordやOutlookは邪魔です。
ワープロとしてWordを見てみると、お世辞にも使いやすいという評価を下せないと思います。みなさんはどうでしょうか、会社の標準ソフトだからWordを使っている、またはPCにはじめからついていたからWordを使っているという人がほとんどではないでしょうか。
一太郎は日本製ワープロの草分け的存在で約20年ほど前には「松」と「一太郎」がしのぎを削っていました。一太郎は日本語を表現するツールとしてそれだけの歴史を経てきているソフトなのです。Wordと一太郎の端的な違いとして表の扱いがあると思います。Wordはあくまでも「表」としての機能で実現しているのですが一太郎は「罫線」の応用として表を表現しています。OASYSなどのワープロ専用機で培われた罫線文化はやはり日本人が使うツールとしてなじみやすいです。
もう一つ忘れてならないのは日本語フロントエンドプロセッサのATOKですね。Windows付属のMicrosoft IMEも進化していますけどATOKの歴史に比べるとかなりの差が感じられます。ATOKの変換効率や入力支援機能は書くためのツールとしてもっともっと評価されるべきものだと思います。
JustSuite2008にはATOK、一太郎のほかにグラフィックソフトの花子、表計算ソフトの三四郎、プレゼンテーションソフトのAgree、PDFソフトのJustPDF、メールソフトのShurikenなどソフトが満載で入っています。これで1万5千円は安い。
■この2つのソフトの共通点
この2つのソフトの私にとっての共通点はキーバインドの割り付けの自由度がかなり高いというところです。
これについてはかなり昔に書いた次の2つの記事にそれぞれについて書いてあります。
・VisualStudio.netとダイアモンドカーソル
・一太郎2004
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