東海道53次ウォーク 第22回<岡崎宿~池鯉鮒宿~有松宿~鳴海宿~宮(熱田)宿>

岡崎宿~池鯉鮒(ちりゅう)宿

前回の旅は岡崎宿で終了した。今回はその岡崎の町からドライブ開始です。

岡崎と言えば三河、三河と言えば八丁味噌。

たたずまいのある味噌蔵が街道の脇に並んでいます。

国道1号と行きつ分かれつする旧東海道。いままでも松並木は数限りなく街道筋にありましたが、ここ知立の松並木は町中であるにもかかわらず長い距離で楽しめる並木です。

「ん?来迎寺」聞いたことあるぞ。

まだまだ続く松並木。素晴らしい!

池鯉鮒宿~有松宿

長い長い松並木を抜けると池鯉鮒宿に到着です。

知立古城跡という公園。知立神社の神官永見氏の居城があった場所です。氷見氏は家康の側室お万の方の実家とのこと。

街道には小松屋本家というお店があり、手焼きの「あんまき」が有名。

くろあんとしろあんの2種類。1本200円ですが、ボリュームたっぷりです。

さて、いよいよ名古屋市に突入。

「桶狭間古戦場公園」なる看板がありました。静岡、浜松、岡崎あたりは家康ゆかりの地がいたるところにありますね。

さて有松宿に車を停めました。実はここは池鯉鮒宿と鳴海宿の間の間の宿(あいのじゅく)。有松絞りが有名ですが、この辺には珍しく歴史的な町並みが保存されている地区です。

少し歩き、絞会館に入りました。

絞りの映像紹介や実演などを行っています。一階は売店。お手軽な値段のものから数万円するものまで、絞りの風合いを楽しめるものがたくさん売られていました。

有松宿~鳴海宿~宮宿

有松宿~ほどなく鳴海宿に着いたのですが、うっかりして車を停めるのを忘れ、ドライブで街並みを通り過ぎてしまいました。

有松宿から名古屋市内の宮宿までは名鉄の線路沿いに旧東海道は進みます。何回か踏切を渡りますが、車両が通るとラッキーな気持ちになりますね。

そして到着したのが宮宿の七里の渡し。

東海道はここから三重県の桑名宿まで船で渡ります。船着き場が残っています。

現在は一帯が埋め立てられ、海ではなく川岸という感じです。時の鐘は渡しとは関係なく、ここに移築された建造物のようです。

熱田神宮

宮宿の「宮」とは「熱田神宮」のことです。クルマで数分走ると到着。とても広い。

東海道中の無事を祈願しました。

今回はここで終了。次回は三重県の桑名宿から走り始めたいと思います。

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