発端
「マイコン」という言葉をご存じでしょうか。
現在ではパーソナル・コンピュータ、略して「パソコン」と呼ぶのが一般的ですが、今から40年ほど遡ったころは自分のコンピュータという意味で「マイコン」と呼んでいました。
そんな「マイコン」という名称を冠した博物館があることを知り、さっそく訪問してきました。
もともとは今年の春読んだ「コンピュータ・ノスタルジア」という本についてWebで情報を探している中でこのような博物館があるということを見つけたのが先週です。
場所は東京都青梅市は青梅駅すぐのところにあります。Webサイトを見てみると予約が必要とのこと。さっそく予約して訪問してきました。自宅を朝の5時に出発し、国道17号線を下道で走り、埼玉県の深谷市から南下。小川町、飯能などを経由して6時間半かけてお昼前に到着。お昼を取った後2時間ほど見学。同じルートで戻り、午後8時半に帰宅しました。

予約すると駐車場を確保していただけます。ありがたい。
ロッカーに荷物を
館内は細々としたものがたくさん陳列されているので手荷物はロッカーに入れ、貴重品などは透明な手提げ袋に入れます。

そのロッカーがこれ。各扉には名称が付与されていて、なんと歴代のCPU名です!私がちゅうちょなく選んだのはモトローラのMC6809。知ってる人は知ってると思いますが、40年前、富士通から発売されていたFM-7というパソコンで使われていたCPUです。FM-7にはかなり思い出があるので・・・

そして館内での名札にもMC6809が
館内

展示されているのはマイコンと呼ばれていた8ビットコンピュータばかりではなく、黎明期のホビーパソコン、アメリカのヒットパソコン、オフコン、手回し計算機から電卓までかなり多岐にわたって並んでいます。

ほとんどが陳列品を見るだけですが、実際に動作させてみることのできるコーナーもあります。
懐かしさに感動

パソコンに興味を持ちだした26歳の頃(45年前)世界的にヒットしていたのはアップルのappleⅡという機種。現在のアップルのシンプルなロゴではなく、虹のようなカラーリングのリンゴのマークにあこがれたものです。だけど価格がかなり高く、本体のほかにモニターなども一式そろえようとすると30万から50万円くらいかかったと思います。
当時所属していたパソコン同好会で実機はみさせてもらっていましたが、「チョップリフター」というヘリコプターで脱出するゲームにわくわくしました。

私が初めて購入したパソコンがNECのPC-6001。「パピコン」と呼ばれていました。

PC-6001をすぐに人に譲り、購入したのが富士通のFM-7。こいつのCPUがMC6809なんです。かなりいろいろなことを行いました。バッハの曲を演奏させるプログラムを作って雑誌に掲載されたのもこいつです。

こちらはソニーのSMC-777。3.5インチフロッピーディスクを内蔵している画期的な製品です。appleⅡでわくわくしたチョップリフターというゲームも遊ぶことができました。

その後、仕事などでもパソコンを扱うことが増えてきてNECのPC-98シリーズが中心に。この写真のVX、VM、Uなどは初期の大ヒット製品です。
書籍や雑誌でタイムスリップ

書籍の陳列もされています。
この「FORTRAN入門」という本は大学の時の教科書として使われていた記憶があります。電気工学科でコンピュータの授業もありました。大学で所有している大型のコンピュータに自分でプログラムしたFORTRANのプログラムを入力したパンチカードを持ち込み、後日処理結果を受け取るというような感じでした。

プログラミング言語でもっとも思い入れのあるのがTURBO PASCALです。ボーランドというアメリカの会社が発売していて、かなり使い込みました。その時に手元に置いておいた書籍がこの技術評論社から出ていた「TURBO PASCALトレーニングブック」でした。懐かしい。

雑誌コーナーには月間アスキーやI/O、BASICマガジンなど、1970~80年代のものが揃っています。

FM-7の広告を見つけました。

閲覧コーナーで雑誌をめくっていると頭の中は当時にタイムスリップします。
今回はとりあえず状況を把握しました。近いうちに当時のプログラムを動かしてみるとか、雑誌で目的の情報を得るとか目的を決めてじっくりと再訪したいと思います。


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