AUに乗り換えたという記事を書いてからちょうど1年になります。
■過去のキャリア変遷
携帯端末を所有し始めたのはかなり遅く、2001年頃です。DoCoMoでした。NなんとかっていうストレートタイプのNEC製端末。まだ、ストレート端末全盛の頃でした。
その後P製折りたたみ、P製ストレートと機種変し、2005年にTuKaに移行。理由は安かったとそれだけです。端末は京セラ製でしたが、薄くてコンパクト、シンプルな端末でした。1年後にフルブラウザが使いたかったためAUに移行しました。このときの東芝製端末もエレガントな操作感で使いやすかった。
2007年初頭に実家でのインターネットモバイル環境を整えるためにウィルコムに移行。
・ウィルコムのレンタルカード実験中

そして、昨年2008年の初頭に端末をINFOBAR2にし、Packet WINシングル対応通信カードW05Kも同時加入する体制にしました。
■そもそもどうしてAUに乗り換えたのか
AUへの乗り換えについては過去にいくつかの記事を書いてきました。
・AUのPacketWINシングルサービスはお得?

・AUのPacketWINシングルサービス導入

・W05Kモバイルの通信速度

・AUのW05K(PacketWINシングルサービス)その後

きっかけは、実家でのインターネット環境であることは変わらないのですが、より安くより速いものを求めてきたということでしょうか。
■この1年の状況変化とイーモバイルにした理由
昨年の夏の帰省の際に以下のような記事を書いています。
・au WINシングル定額とEMOBILE

イーモバイルへ気持ちが傾いていますね(笑)
新潟における通話エリアもこの1年間でかなり広がってきました。実家のある地方都市も以前は市街地の半分くらいしかカバーされてなくて心配だったのですが、ほぼ市街地全域がカバーされるようになりました。
また、イーモバイルが音声通話サービスに乗り出して、ケータイプランなるものを提供し始めました。これは基本料金が1000円、通話料は定量制、データ通信が上限5000円というものです。ここで特筆すべきはケータイ端末をPCのモデムとしてパケット通信した場合でも上限5000円なのです。
プロバイダが提供しているイーモバイルのレンタルサービスを1ヶ月だけ契約(実際は2ヶ月の無料期間も含めて3ヶ月使用)して、実家での通信状況を確認しました。アンテナ2本なので電波状況はまずまずでしょう。
それで、帰郷した翌日AUからイーモバイルへMNPを使って移行しました。つまり電話番号をそのままイーモバイルに引っ越したわけです。(メールアドレスは変わります)
■使い心地は(回線編)
実家で通信カードを使っていたのですが、ログイン認証はすばやく行われ、AU WINシングルのように待たされることはありません。速度は約800Kbpsです。まあまあでしょうか。
人形町の自宅では約2Mbpsでこれなら満足です。
まだいろんなところに持ち出して使ってみたわけではないのですが、地方の郊外やビルの奥まったところにいかなければ大丈夫でしょう。
■使い心地は(端末編)
今回のイーモバイルとの契約はケータイプランというやつです。上にも書きましたが、通話端末1台を契約し、月額基本料は1000円、通話料は定量制、データ通信はPC通信での使用も含めて上限5000円です。
それで肝心の端末ですがHTC製のTouchDiamond(S21HT)という機種です。
こいつの使用感はまた改めて書きたいと思います。
■コストは
問題はAUを1年しか使っていない状態でキャンセル料払って、なおかつイーモバイルの端末を購入して乗り換えてコストに見合うのかということです。
見積もってみました(笑)
AUの方は通話端末とデータカードの2回線を契約していて、なにも使用しなくても毎月5500円は必ずかかります(1000円の無料通話通信あり)。帰省時にPC接続すると12300円かかります。これで今後1年間使うと86400円となります。
一方、イーモバイルにすると何も使わなければ月1000円の基本料なのですが通話をしたとして1500円と見積もります。帰省時は月5500円となります。さらにAUを2年契約の途中解除するキャンセル料が12500円、イーモバイルの端末購入料39980円をプラスして、この先1年間の支払い料は78480円。
つまり計算上は7000円だけイーモバイルに乗り換えた方が安くなります。
ということで、今はイーモバイル使いになったわけです。端末の使い勝手、エリアの話などはまた追って書きたいと思います。
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