海守コンサート ~海上保安庁音楽隊~

お台場の船の科学館で「海守コンサート」があった。「海守」とは笹川良一で有名な日本財団と海上保安協会が関連する海の情報提供ボランティアということである。

 やはり日本財団の運営する船の科学館館内のオーロラホールであった。お昼前の11時半から第一回ステージである。15分ほど前に入場したらまだ観客はまばらだが、開始直前で半分くらいの入りとなった。

女性が多いんだね
時間になり団員が入場してきた。へえぇ、女性が多いんだね。近年は中学校や高校の吹奏楽部は女子が圧倒的に多いという現実は知っていたけど、例えば自衛隊音楽隊や警視庁音楽隊なんかはほとんど男性が占めていることが多いから、海上保安庁もそんなイメージを持っていた。
 しかし、ステージ上に入ってくる団員は女性が半分以上を占めている。プログラムによると、音楽隊隊員は専属隊員ではなく通常の業務を行う一方で練習を行っているということだ。

やっぱりブラスバンドはマーチ!
 今日のコンサートの一番の楽しみはマーチを聴けるということだった。海上保安庁の「錨をあげて」なんて最高だと思わない?

やっぱり楽しいでしょ。
 最近はステージでマーチの演奏を聴くことは少なくなってきたけど、ブラスバンドの本質はやはりマーチだと思う。聴いているとワクワクしてくる。

楽しそう!
 浜辺のうたでユーホニュウムのソロをやったり、すべてをあなたにでテナーサックスのソロをやったりで楽しませてくれた。4曲目はとなりのトトロメドレーだが、演奏している隊員もみんな楽しそうにやっている。体を揺らしながら演奏し、待っている時は足や手で拍子をとっている。アマチュア的と言ってしまえばそれまでなのだが、本当に楽しそうだ。
 ブラスバンドのキーはパーカッションにあると常日頃から思っているが、このバンドは全員パーカッションのノリだ。楽しい演奏をありがとう。

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