先日のCacheのセミナーの時に感じたことがあります。セミナーでは7人の方がプレゼンテーションをされたのですが、内容はともかく話し方は人それぞれでした。
ある方はとても早口でパワーポイントのスライドも次から次へと進めていき息つく暇もないほどでした。また、その次に説明された方はじっくりとひとつのスライドについての説明をわかりやすいように話されていました。
そしてセミナーが終わったときに内容が印象に残っていたのは早口の説明の方だったのです。これは意外に思いました。じっくりとわかりやすく説明した方がよく理解できるのではと思うのですが、当日の印象は逆でした。早口で説明された方の時は次から次への話が展開していくので、こちらも遅れまいと内容に集中できたという感じです。
そして、今日は女性弁護士の方からセクシャルハラスメントのお話を2時間聞いたのです。まるで田中真紀子ばりの話し方でまくしたてるように説明を進められました。判例をところどころにちりばめた話の内容が魅力的だったのは言うまでもないのですが、はやり次から次へと早口で進めるテンポがおもしろかったひとつのキーではないのかなと感じたのです。
私も初心者向けパソコン教室の講師をたまにやるのですが、今まではできるだけゆっくりとわかりやすくを心がけて話してきました。でも少し方針を変えて少し早すぎると思うくらいの速度で進めてみようかなと思いました。
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