アナ・ヴィドヴィッチ なんて素晴らしいギタリストだろう

先日、NHK-BS2のクラシック倶楽部で放送されたギタリスト「アナ・ヴィドヴィッチ」の演奏を聴いた。

 恥ずかしながらこんなに素晴らしいギタリストが登場していることにいままで気づいていなかった。今年の2月に来日公演していたようだ。(放送されたのは武蔵野ホールでの公演)

 バイオリンソナタを弾いていたのだが、その中のフーガはBWV1000としてリュート用に編曲されている曲だ。なんてすがすがしい演奏なんだろう。テンポは今まで聴いたことも想像したこともないようなハイテンポなのだが、それがあたりまえのように音楽が流れていく。この曲の編曲はバルエコとなっていたので調べてみたら、ヴィドヴィッチは現在バルエコに師事しているらしい。バルエコの後継者と言っても過言ではないと思う。

 もともと、バルエコの演奏はギターの演奏と言うよりは聴いているとピアノを聴いているような錯覚に陥りそうなくらい端正に音楽を表現していた。ヴィドヴィッチの演奏もギターのテクニックを超えたところで音楽を表現しているようだ。

 ヴィドヴィッチの公式HPでは何曲か視聴できる。

http://www.anavidovic.com/opening.html

 早速AmazonでCDを注文した。録画したBSの番組もDVD化した。また楽しみが増えてうれしい。

コメント

  1. チャングムさん より:

    こんにちは。今朝 フジテレビの朝8時からの番組「とくダネ!」に押尾コータローさんが生出演していました。ご覧になりましたか?

    とても気さくそうなお兄さんですよね。音でしか聴いていなかったので、初めて映像でみてあんな風に演奏していたのか、一人でよくあれだけの音が出せるなぁと改めて尊敬してしまいました。

    以前バエルコを勧めてもらったとき、すぐに押尾さんとバエルコのCDをAmazonで購入しました。バエルコのCDを聴いていると癒されますね。アナ・ヴィヂヴィッチも買っちゃおうかなと思っています。

  2. 禿山の一夜 より:

     特ダネはみれませんでした。コータローさんはほんと気さくな感じですよね。もし機会があったら一度コンサートに行くといいと思います。観客を楽しませようという雰囲気がとってもうれしい感じです。この辺は関西人特有かもしれないです。

     バルエコのCDも買われたんですね。聴いてもらえてうれしいです。何のCDを買われたのでしょうか。ヴィドヴィッチは久しぶりにすがすがしい感想をいだきました。CDもどうゆうわけか1000円と安いので聴いてみてください。

  3. チャングムさん より:

    バルエコのCDはEMIが出している「バルエコ スペインギター名曲集」 DE FALLA RODRIGO ALBENIZ というCDです。とても軽やかな響きで、確かにピアノっぽいかもしれないです。

    アナ・ヴィヂヴィッチのCDはアマゾンで売られているのは5年前のものですよね。新作はないのかなぁ。

    私はやっとギター暦が8ヶ月になりました。早く上手に弾けるようになりたいものです。

  4. 禿山の一夜 より:

    バルエコの「スペインギター名曲集」は私も持っています。ソルの曲はバルエコにはちょっと似合わない気がします。あのCDの中ではなんと言ってもアルベニスのスペイン組曲だと思います。バルエコ自身の編曲によるものですが、今から20数年前にバルエコがデビューした頃のLPではグラナドスの組曲とカップリングで入っていました。初めて聴いたときは新鮮な驚きを覚えたのを今でも覚えています。
    スペイン組曲の中でも「カタルーニャ」の爽快な演奏は特に印象的です。

     チャングムさんのギターの方はどの程度まで進んだのでしょうか。ギターアンサンブルなども楽しいと思いますので、ぜひ長く続けてくださいね。

    (明日からのチャングムの誓い集中アンコール後編を楽しみにしている本日です)