80.失われた川を歩こう「蛇崩川追跡」

【駒沢緑泉公園から中目黒駅まで、蛇崩川緑道を約3㎞歩く長いコース。名前の通りくねくねと曲がる緑道は、公園に花壇と変化に富む。点在する神社仏閣にも足をのばしたい。】
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

「蛇崩川」ってなんて読むんだろうと思っていたら、途中に橋の跡があり「蛇崩橋」となっていて「じゃくずればし」と書いてあった。あなたは読めました?

今まで緑道はいろいろ歩いてきたけどこの蛇崩川緑道公園はとても長くてしかもいろいろな木や花が楽しめてすばらしい緑道だ。先週歩いた玉川上水跡緑道も雰囲気があったけど、蛇崩川緑道はもっとコアな感じがする。結構長かったけど駒沢大学前駅から中目黒駅までずっと緑道公園が続いているなんてすごいと思った。

前半は世田谷区が管理していて後半は目黒区が管理している。雰囲気も若干違っている。世田谷区川は緑道の両側が家屋のベランダなどを縫うように花で囲まれた緑道が続く。目黒区にはいると花というよりも木が中心で、緑道も道路の端に位置して広々とした感じだ。

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ここから緑道が開始する。長い旅の始まりだ。

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花と猫(^^;)

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ごらんのように両側に家屋が迫っているところを縫うように緑道が続く。

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実にいろいろな雰囲気に変化する。

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赤いのはつつじかなぁ。(花の名前はからきしだめなもので)

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桜の季節がちょっと過ぎていたのが残念。

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何かの棚のようなものの下をくぐる。

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今にも崩れ落ちそうな家屋。

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中目黒駅近く。「北越谷行き」日比谷線の電車が見える。蛇崩川はここをくぐって線路沿いに進むらしいが、今は自転車置き場になっているようだ。

在りし日の蛇崩川はどんな川だったのだろう。ずいぶんとうねうねとしていたので大雨などの時はあばれたのかもしれない。でも今はすばらしい緑道になっている。また桜の季節など四季折々におとずれてみたいところだった。

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