Windows Vista はRC版からインストールしてデュアルブートで時々使っていたのだが、正式版がリリースされて半年近く経った今やっとインストールを終えてXPから移行した。
Ultimateのアップグレード版だ。実はヨドバシの予約販売受付で購入していたので手元にはかなり昔からあったのだけど、大切なトレードのツール(証券会社のサイトなど)がVistaになかなか対応しなくて正式に導入するのを待っていたのだ。
先週末の土日にかけて正式にインストールした。私のPCはパーティションが4つ切ってある。CドライブはXP Professinal、Dドライブはデータ類、Fドライブはバックアップ用、それでGドライブにVistaをインストールした。もちろんデュアルブートでいつでもXPには戻れるようにした。
インストール自体はあっけないほど簡単だった。インストールするパーティションを指定してやればあとはほとんど見ているだけ。約20分ですべての作業が終了した。
問題はその後の各ドライバやアプリケーションのインストールだ。ドライバについてはエプソンダイレクトのサポートサイトにすべて載っていたのでダウンロードしてインストールした。アプリケーションは淡々とインストールするのみだ。幸いなことに秀丸、秀丸メール、アイデアツリー、ひかるなどの普段頻繁に使うソフトはVista対応されているのでまったく問題ない。キーのカスタマイズ設定などもXP環境で保存しておいたファイルを読み込めばVista環境で今までと同じ操作で実行できる。およそ1日で終わった。
今のところはまったく問題なくVistaで作業ができている。
なかなかいいね、Vista。世間ではいろいろ言われているけど新しもの好きの私としてはとっても快適だ。マシンスペックもまったく余裕なのでレスポンスはたぶんXPより早いくらいに感じる。
画面右端にサイドバーというのがあって、いろいろなガジェットという小物アプリケーションを置いておけるのだけど、時計、スライドショー、ToDoリスト、CPUメーター、新生銀行ツールを今のところ置いている。「常に一番上に表示」にしておけばアプリケーションを最大化してもいつでも見えるのでとても快適だ。マックでは大昔からあったこのしくみだけど、このためにだけでもVistaに乗り換えて良かったと思う。
あと、デジカメの画像整理に今まではAcdSeeを長年使ってきたのだけど、Vista標準のWindowsフォトギャラリーで十分だと感じている。
細かい操作性はXPからかなり変わっているところがあるので、「変化」することに抵抗を感じる人はいろいろ文句を言うのだと思うけど、そういう人はずっと98やXPを使い続けていればいい。
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