タモリ倶楽部「東京メトロ貸し切りの旅」

木曜深夜にテレビ朝日で放送されている「タモリ倶楽部」、毎週楽しみにしている番組の一つだ。「毎度おなじみ流浪の番組タモリ倶楽部でございます…」というタモリのおきまりの口上が始まると、「今週は何やるんだろ」とわくわくしてくる。

今回(12月6日)は「東京メトロ全面協力 地下鉄車両を貸し切り」という鉄道ネタだ。タモリ倶楽部で鉄道ネタは数多くやっている。今年印象に残ったのは地上で聴く地下鉄の走行音を巡り歩く、という企画で道路の通風用窓に聴音器をあてて走行音を聞いていくというなんともオタクちっくな企画が面白かった。

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今回の番組は、王子の東京メトロ王子検車区から南北線9000系の貸し切り車両に乗って、南北線、有楽町線、千代田線と継続走行し、綾瀬検車区まで走るという。

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王子検車区は王子の東京メトロビルの地下にあるらしい。

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貸し切り車両にはタモリ倶楽部のヘッドマークが張られている。

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これが走行コースだ。王子から南北線を南下し、市ヶ谷で連絡線を通り有楽町線に入る。その後有楽町線桜田門から連絡線に入り千代田線に移り北上していくコースとなる。

修学旅行よろしく手作りの「旅のしおり」をみんなが手にしている。このコースはもちろん、各ポイントでの見所の解説などが書いてあるらしい。

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これは市ヶ谷駅で南北線から有楽町線へ移る連絡線の説明図。スイッチバックになっているので、運転手は運転席を2回移動していく。もちろん先頭に陣取っているタモリ倶楽部ご一行もそのたびに移動する。

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こちらは桜田門駅から千代田線霞ヶ関駅に至る連絡線の説明図。霞ヶ関官庁街の地下にこんな連絡線があるなんて。それも急カーブだ。

それにしても、シールド工法による広々した南北線線内やスイッチバックによる連絡線。直接対向車両とすれ違う数少ないポイントなど非常に興味深い映像が続いていく。

タモリ倶楽部ご一行はみんな子供のようにはしゃいでいるのがうらやましい。中でも原田芳雄がうれしさをこらえきれないように車外を見つめているのが印象的だ。よっぽど鉄道が好きなんだなあ。

今回はここまで。次回は後半千代田線内から綾瀬検車区を詳細に見学するという。

コメント

  1. 座禅BOYZ より:

    こないだのタモリ倶楽部、見ましたよ。前の京急の時とは違って地下鉄は運転席からのビューが面白かったです。

    ちなみに今日の深夜の後編も勿論見ました。

  2. ブライアン より:

    コメントありがとうございます。私も綾瀬検車区見ましたよ。一緒になって子供のように無邪気にはしゃぎたい衝動にかられてしまいました。