映画『西の魔女が死んだ』+東京プチ散歩

今日封切りの映画『西の魔女が死んだ』を銀座シネスイッチで見てきました。

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http://nishimajo.com/i_index.html

原作は梨木香歩の同名小説、読んだ方も多いでしょう。私は読んでませんでした。(このところ小説を読むという行為から離れていることに気づきました。もっとゆとりを持たないといけないな)

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登校拒否の少女が西の魔女と呼ばれるおばあちゃんの元で生活することになります。なんとまあ、その生活ぶりがすてきなんでしょうか。摘みたてのレタスで作ったサンドイッチ、裏山でとってきた野いちごのジャム、あちこちに咲くハーブでいれたお茶、野原や森が自分の庭、よく眠れるおまじない。映画を見ながら自分が追体験しているような、心が解放されてどっぷりと清里の自然の中の生活を楽しんでいるような、そんな体験をしました。これはDVDではなくて映画館のスクリーンの中でしか味わえない感覚だと思います。

それに、「西の魔女」のおばあちゃんが繰り出す言葉の数々がいちいち心にぐさっとくるのですね。少女が「魔女修行」をするのですが、最初の課題が「早寝早起き、食事をきちんととってよく運動すること」ですって! そしてさらに「自分で考えて自分で決めることができるように」と言われたときはその言葉の裏にある重さに耐えかねるようでした。でも少女はひたむきに努力するんですね。

この「西の魔女」やくのおばあちゃんはシャーリー・マクレーンの娘さんということです。なんとなく面影が見てとれます。

映画が終わったらすでに1時半、お腹がすいていたので映画館近くの「グリル銀座スイス」というお店に入りました。なんでも「元祖カツカレー」なのだそうです。カレーが挽肉カレーでおいしかった。

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清里の自然を満喫した(つもり)の後なので、午後から訪問先赤坂見附までプチ散歩することにしました。コースは銀座→日比谷公園→桜田門→国会議事堂→首相官邸→日枝神社→赤坂見附、といったところを歩きました。

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左:国会議事堂の横(霞ヶ関側)にある門です。このへんは警備だらけです。
右:首相官邸横の細い坂道を下ったのですが、緑がうっそうとしており、坂に沿って人工の川に水が流れていました。厳重な警備さえなければいい散歩コースなのですが。

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日枝神社にでます。日枝神社は丘の上にあるので、クルマでないと参拝するのが大変です。それで道路を横断する形でエスカレーターまで設置してあるのですね。ついでに厄年表があったので、必要な方はご確認ください(笑)

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目的の赤坂見附まで45分の散歩でした。ちょっと蒸し暑い中だったのできつかったのですが、歩くと気分が爽快になります。

赤坂見附にはICCブッククラブというところがあり、洋書の貸し出しサービスを受けています。今日も新たに7冊借りました。

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