東博『皇室の名宝展1期』

東京国立博物館で開催中の『皇室の名宝展1期』を見てきました。

天気予報通り、お昼くらいに到着した上野公園は頭皮に時折冷たい感覚がある程度に雲行きが怪しくなってきました。いつものことですが、水曜の昼間というのにたくさんの方々が東博平成館に足を運んでいました。

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今日の展示は、皇室に所蔵されている数々の美術工芸品をテーマに沿って公開するという催しで、11月3日までの1期と11月12日からの2期の2回に分かれています。
1期は江戸時代(近世)から明治大正(近代)までの絵画を中心にした展示です。

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江戸時代の狩野永徳、伊藤若冲、酒井抱一、明治に入ってからの横山大観などの絵画(多くは屏風や掛け軸という形で制作されています)が数多くありましたが、一番度肝を抜かれたのが伊藤若冲の『動植綵絵』という作品群。動物や植物を題材にした30編におよぶ絵画群です。実に精緻にしかも動きあふれる絵となっていて、精密図鑑の様相を呈していました。これが江戸時代に書かれていたとは驚きです。
鳳凰や鶏などに混じって、魚類、貝類、虫の数々まで書かれています。

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そのほか、自宅の床の間などでよく見る双鶴の絵や山水画風のものなど、身近な題材もよかった。

第2期は正倉院宝物が中心ということなので、今度は1000年以上も前の絵や書、考古遺物などを見ることが出来そう。

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