小田急線の経堂へ行く機会があり、「渋カフェ」として雑誌に紹介されていた「李白」に寄ってきました。
経堂駅からすずらん通りをまっすぐ進んでいくと少し右手の小路に入ったところに「李白」はたたずんでいました。以前は神保町で喫茶店を営業していて数年前にここに移ったということです。木造一軒家で木々に囲まれており、門から奥に入ったところにある入り口にはのれんが揺らいでいました。
店内に入って行ったら主人が「スリッパに履き替えていただけますか」と第一声。そうなんですね、店内はうち履きでくつろぐようになっているようです。
客は他に誰もいなく奥の方で主人が見ていたと思われる韓国ドラマの音声がかすかに聞こえていました。薄暗い店内は古い中国や朝鮮のものと思われる絵や調度品が飾られています。天井は吹き抜けで趣のある梁が印象的でした。
メニューは「珈琲」「煎茶」「抹茶」の3種類のみ。いずれもお菓子やデザートがつきます。
「珈琲」。添えられていたのは柿の葉(?)をあしらったいちごとババロワ。コーヒーの味は、まあ普通かな。
「李白」という名前は唐の詩人李白でなく、朝鮮李朝時代の白磁が好きだからこの名前だということ。店内の調度品や美術品もすべてご主人が集めたもののようです。このカップも砂糖壺もミルク入れもよく見るとこだわりを感じさせるものでした。
平日の昼間だったけど、小一時間の間客は私たちだけだったんですよ。これは営業的には成り立たないような気がします。きっとご主人の楽しみなのでしょう(笑)
コメント
おぉー!!
李白にいらしたんですねぇ!!
ちょうど学校の図書館で借りた雑誌に載っていて
いきたいと思っていました!
いつか楽しみでお店をやってみたいものです。
えーっ!「李白」知ってたんですね。朝姐が雑誌で見て「行こうよ」ということで行ってきたんですよ。
そちらに作ったら駆けつけます。