昨日から封切りされている「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」見てきました。
前編がチャイコフスキー6番「悲愴」で暗く終わったのを受けて、後編は全体的に重苦しい雰囲気が漂っています。千秋とのだめの間のデリケートな気持ちの動きが今回のメインテーマなんです。
しかし、そんな重苦しい雰囲気を音楽そのものが救ってくれていました。ラベルのピアノ協奏曲、ベートーベンのピアノソナタ31番、ショパンのピアノソナタ3番という、どちらかというとくろうとっぽい曲を題材に取り上げつつその魅力をふんだんに表現しているところはさすが。
ベートーベンの悲愴や、モーツアルトの2台のピアノのためのソナタなどのだめではお馴染みの曲もちりばめられているし、音楽に浸れる幸せな2時間でした。
コメント