年が明けて、テレビドラマも新シリーズが始まっています。その中で変わり種を一つ。
埼玉県にある地方オーケストラを舞台にしたドラマ。
児玉交響楽団、略して玉響といいます。メンバーの士気も低く冴えないこのオーケストラに、ある事情で大物の新人指揮者がやってきます。新しくできたホールのこけら落としを成功させるためなのですが、だんだんと覚醒していくオーケストラが描かれています。
ストーリーとしてはよくあるパターンです。海外も含めて、冴えないオーケストラが息を吹き返すというパターンのストーリーの映画やドラマはいくつか見ました。昨年も「太陽とボレロ」というアマチュアオーケストラの映画を観ました。
雰囲気としては懐かしのドラマ「のだめカンタービレ」に近いですね。(あくまでも雰囲気で、内容はまったく違いますが)
この写真の一番左端でバイオリンを弾いているのが主人公のバイオリニスト。コンサートマスターです。門脇麦さんが演じています。
演奏家を扱ったドラマや映画って、俳優さんは大変ですよね。音はプロの方が担当しても、演奏シーンはある程度本人が動作を行わなければなりません。バイオリンだったら左手の運指やボーイングの上下方向など、結構大変だと思います。かなり練習を行うんだと思います。
このドラマでもう一つの見どころはBGMです。演奏シーンではなく通常の演技のシーンではバックに音楽が流れますよね。それがクラシックの名曲をいろいろつなぎ合わせてアレンジされているんです。「あ、あの曲だ」と気が付くのが楽しい。
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