先週末、映画『オーケストラ!』をみてきました。(銀座シネスイッチ)
この間のだめ最終楽章をみたばかりなのですが、この映画も全編クラシック音楽にあふれています。が、のだめとは少し趣が違う作りですね。あ、「少し」でなくまったく趣が違います。コメディータッチの作りという面では同じなんですけど、のだめの方が「まじめ」な感じです。
確かに最後はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をたっぷりと魅力的に聴かせてくれて、この映画のテーマを表出する感動的なラストなんですが、そこにいたるまでの過程、登場人物たちの「ありえねえだろう!」っていうくらいのおとぼけぶりはちょっとついていけない感じ。もっとまじめに向き合ってもらいたいなあっていうのが正直な感想でした。
この映画、原題が”LE CONCERT”っていうんですが(フランス映画です)、日本題名が「オーケストラ!」になっちゃってるんです。映画を見てもらうとわかるんですが、オーケストラを題材には使っているけど、テーマはコンサートをやることなんで、あんまりこの日本題名にとらわれて映画を見始めると拍子抜けするかもしれません。
登場するのはボリショイ交響楽団という架空のオーケストラなんですが、ロシア人スラブ民族を徹底的に揶揄してるのがおかしいですね。ロシア映画だったらわかるのですが、フランス人がロシア人のことをこんなにこき下ろしていいのか!って心配になりました。
まあいろいろありますが、音楽好きの方は見て損はない映画だとは思います。特にヴァイオリンが好きな方はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はたまらないと思います。
コメント
ブライアンさん、おはようございます[E:sun]
「オーケストラ」面白そうな映画ですね。
クラシックが身近になりそうですね。
神戸では6月にまた再上映されるようでチャンス
あれば観に行きたいです。
先日パソコンが壊れ、ブライアンさんだったら
原因を見つけすぐさまご自分で部品の取り換え
をなさるかも~と思いました。[E:notes]
HISAさん、こんにちは[E:note]
この映画、新聞の批評欄などを見ると結構評価が高いです。私はどちらかというのだめの方が面白かったかな。機会があればぜひご覧になってください。
パソコン、修理が終わって戻ってきたのですよね。よろこんでいることでしょう、パソコン[E:happy01]