「スポーツ、まったくだめなんです」

歌舞伎役者の市川亀次郎さんがテレビで「スポーツ、まったくだめなんです。」って話されていました。

「まったくだめ」っていうのがどの程度なのかわからないけど、すごく親近感を覚えた(笑)

私は子供の頃から体育の時間が大嫌いでした。特に球技がまったくだめで、野球なんてやろうものならバッターは私が守っている方へ狙い撃ち状態でしたよ。だって拾えないし、拾っても1塁へ投げようとしてまったく違う方向にボールを投げてしまうような状態なんだから点がばかすか入る。

そんな状態だったから「早く学校を卒業して社会人になりたい。体育の時間がないから」って真剣に願ってました。(社会人になってもソフトボール大会だ、ボーリング大会だって、無理矢理「親睦の場」に引っ張り出されては話のタネになってましたけど涙

で、話はピアノの速弾きができないというところにつながります。

昨日も「カーニバルの朝」をアップしてから聴いてみると、自分がイメージしている演奏よりもどこかモッサリしてるんです。細かく考えると左手ベースの8分音符の歯切れ良さだったり、メロディーの細かい動きの勢いだったりが足りないというようには思うのですが、とにかく全体にシャープさがまったくないように思えます。

またこの曲はわりとミディアムなテンポなのでいいのですけど、もっと速い曲などでは指がまわらなくてしかたなく全体のテンポを落とさざるを得ないというような場合もあります。

指が速く動かない、シャープな演奏ができないっていうのは、私が運動音痴なのと関係があるんじゃないかなあ。速弾きだけじゃなくて、今ピアノに対して自分が足りないと思っているところ・・・

・指が速く動かない(スケールやトリル)
・鍵盤から目を離すとミスタッチの嵐
・曲自体、アップテンポにしていくと(たぶん)頭がついていかない

これらは運動音痴ならではの部分が大きいような気がします。

今はピアノなんですが、学生時代の金管楽器、音色はわりと自信ありましたけどタンキングが遅いという決定的な弱点がありました。またギターを30年くらい弾いていましたが、これだけのキャリアがあっても指は回るようにならないし、ハイポジションはネック横の●印がないと位置が不安でしょうがなかったです。クラシックギターは普通●印などはついていなくてみんなそれでもハイポジションを問題なく押さえていましたが私はダメ。

金管楽器もギターもピアノも、ず~っと同じ問題で悩んできたんです。

たとえばピアノの速弾きなどはこんな私でも道は開けるのでしょうか。また、鍵盤を見なくても弾けるようになるのでしょうか。

亀次郎さんの「運動がだめ」発言を聞いて親近感を覚えたのはこんな過去があるからなのでした。運動が全くだめでも歌舞伎役者として体を張った演技ができるのだから、自分にも殻を破れる可能性があるのではと思ったわけです。

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