都響プロムナードコンサート5月公演

今年は都響のプロムナードコンサート定期会員になりました。通常ですと6回の公演があるのですが、今年は会場となるサントリーホールが来年から改修工事に入るとのことで4回です。5月、7月、9月、11月と続きます。プロムナードコンサートなので、いずれも休日の午後、気軽な気持ちで聞くことのできるプログラムです。

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サントリーホールは30週年を迎えるとのこと。

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「都響」のロゴ、結構好き。

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「月間都響」

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今日のプログラム

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指揮:クリスチャン・ヤルヴィ
ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング
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シベリウス:《カレリア》組曲 op.11
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
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ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45
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ヤルヴィの指揮から作られる音楽はひとことで言うと「躍動感」にあふれていました。特にカレリアは弦楽器の刻むリズムがとても新鮮。
ヴィルデ・フラングのヴァイオリンもふくよかで優しい演奏。ヤルヴィの躍動感ある指揮とぴったりな演奏でした。
ラフマニノフの交響的舞曲は初めて聞く曲。プログラムによるとアメリカに渡ってからの数少ない曲のうちの1曲で、生涯最後の作品とのことで、自分の生涯を重ねたような内容とのことです。第1楽章の出だしを聞いた時に、アメリカ大地をピアノを載せた汽車で駆け抜ける映画「ラフマニノフ」での1シーンを思い出しました。また、第3楽章で現れるお馴染みの「怒りの日」の動機、これはやはり自分自身を何ら中の思いで表現したのでしょうか。

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メンデルスゾーンのアンコールにこたえてヴィルデ・フラングが弾いたのは、現代風かつ民謡風の懐かしさを感じる曲でした。終演後の掲示で確認したところ、故国ノルウェーの民謡「VESLE-FRIKK」だそうです。

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ホールを出るとカラヤン広場ではフリーマーケットがひらかれていました。

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