ピアノ版『禿山の一夜』

このブログのタイトルになっている『禿山の一夜』だけど、もちろんムソルグスキーの交響詩『禿山の一夜』からいただいている。検索フレーズランキングの上位に「禿山の一夜」が常にきていることからもかなり人気のある曲だと思う。タイトル名にした由来についてはプロフィールに書いているけど、それにしても今までこの曲に関する記事自体は皆無だったのはムソルグスキーに申し訳ない気がしていた。先週のぴあのピアでこの曲がとりあげられていたので、ネタとして使わせていただこう。

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この鬼気迫る顔のムソルグスキー、番組によるとかなり報われない生前だったようだ。代表作の展覧会の絵、禿山の一夜、ボリス・ゴドノフなどはすべて彼の死後に認められたらしい。(ボリス・ゴドノフは初演時、聴衆からは支持を得たが評論家達にはそっぽを向かれたということだ)

禿山の一夜は管弦楽曲だけど、なんでぴあのピアで取り上げられたのだろう。 翌日とりあげられた展覧会の絵は有名なピアノ曲なのでわかるが禿山の一夜とピアノはどう考えても結びつかない。

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それはたぶんこの番組に登場したピアニスト「ニコライ・トカレフ」の得意曲だったからという理由ではないだろうか。今年来日したトカレフはコンサートの演目としてこの曲を演奏していたようだ。

このピアニストはYouTubeで探してみるとくるみ割り人形や剣の舞など管弦楽曲のピアノ編曲を多く取り上げているようだ。演奏は冒頭のバイオリンの早い三連符のパッセージや金管楽器のファンファーレなど、うまく表現していた。

YouTubeで探した範囲ではトカレフの禿山の一夜はアップされていなかったが、ボリス・ベルゾフスキーの演奏があった。


少し編曲が違うようだ。ベルゾフスキーの方がより管弦楽版に近いイメージになっている。個人的にはこちらの演奏の方が好きだ。かなりテクニック的にも難しいと思うがテンポが快調で、表現がとても色彩的だ。ものすごい演奏だと思う。

YouTubeを検索していて気がついたんだけど「禿山の一夜」の英語表記は”Night on Bald Mountain”らしい。今まで”A Night On The Bare Mountain”だと思っていた。

コメント

  1. 尾崎元昭 より:

    『禿山の一夜』はピアノ版はムリかもしれません。

    ムソルグスキーのような作曲家は、やはり生前報われにくいようですね。

    立派な人物だったようですが。

  2. ブライアン より:

    師匠のバラキレフからも酷評されたようですね。

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