今シーズン3回目の都響定演プロムナードコンサートを聴いてきた。
これまでの2回はオペラシティーだったが、今回からは改修を終えたサントリーホールに戻る。
カラヤン広場ではマルシェが開催中。
久しぶりのサントリーホールだ。
プログラム—————————————————
指揮:梅田俊明
チェロ:ユリア・ハーゲン
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ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a (18分)
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 op.33 (19分)
(アンコール/バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりジーグ)
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エルガー:創作主題による変奏曲《エニグマ》 op.36 (31分)
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今日のプログラムは「変奏曲」がテーマのようだ。
「ハイドン」も「ロココ風」もそれぞれ良かったが、「エニグマ」は生で聴くのは初めてだった。普段は第9変奏の「ニムロッド」単独で聴くことがほとんどなので、こうして全曲を通してそれも生演奏で聴くと、イギリス音楽好きとしては感慨ひとしおだ。あの「威風堂々」のフィナーレを彷彿とさせるサウンド全開! しかし、やはりというか「ニムロッド」が一番聴き応えがある。
チェロのユリア・ハーゲンも女性とは思えない骨太な演奏でチャイコフスキーを聴かせてくれたが、アンコールのバッハが殊の外良かった。
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