N響名曲コンサート2019 ~夏の多彩な空気を満喫する夜会へ、ようこそ~

幻想交響曲を聴きたくなってチケットを買ったのが、春が訪れようという3月下旬。
いよいよ夏の梅雨空の中、その日がやってきた。

都響のプロムナードコンサートではいつも訪れているここサントリーホールだけど、平日の夕刻に訪れるのはずいぶん久しぶり。少々蒸し暑く薄明るい、幻想交響曲を聴くにふさわしい雰囲気だ。

開演まで1時間半ばかり時間があるので、カラヤン広場で開催中のYONAYONAビールガーデンでエールビールを。
これがとてもフルーティーで私好みのビールだった。

上の写真ではわかりづらいかもしれないけど、イスの背もたれのところに雀が。この枝豆などのおこぼれを狙っているらしい。

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管弦楽:NHK交響楽団
ギター:大萩康司
指揮:井上道義
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シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
(アンコール)ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
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ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
(アンコール)ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」第2部~妖精の踊り
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井上道義の指揮は相変わらずエネルギッシュでビジュアルだ。見ていて楽しい。
大萩康司君、すごく大人になった感じ。安定感抜群だ。
幻想交響曲、フィナーレで感情が抑えられない感じになり涙が出てきた。分かってはいるけどすごい曲だ。

いつものサントリーホールだけど、音の印象がずいぶん違った印象だ。
2階の最前列というオーケストラがよく見渡せる席という、視界の影響もあるかもしれなかった。

とにかく、今日は堪能したコンサートだった。

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