TOHOシネマズ上野で映画「マチネの終わりに」を見てきました。
久しぶりに人間の心理の深いところを描き出した映画を観たような気がする。もう一度じっくりと観てみたいと感じた。
「未来が過去を変える」という言葉は考えさせられる。
それとこの映画の大きな魅力はクラシックギターが大きく取り上げられていることだ。主人公はクラシックギタリストなので、ステージでの演奏シーンがたくさん登場する。福山雅治が大聖堂を弾いている!とびっくりしてしまった。演奏は福田進一の吹き替えだと思うけど、指の動きはうそっぽくない。
師匠役の古谷一行もそうだ。
併せてバックに流れる音楽が代表的なクラシックギター曲なのがうれしい。特に私が若い頃オーディションを受けた時に弾いた曲「ガボット・ショーロ」が朝のまどろみとともにゆったりと流れたのはうれしかった。かなりゆったりと歌っていて「こんなにゆっくりと弾いてもいいんだ」と嬉しくなった。
その他バッハの無伴奏チェロ組曲やアルベニスのアストリアスなど、この映画の雰囲気にぴったりだった。
映画のあと、同じビル(パルコ)内のカフェ「HARBS」へ。
ランチとしてペスカトーレを久しぶりにいただいた。デザートのチーズケーキも美味しかった。
コメント