スナック キズツキ

テレビ東京で昨年末に深夜ドラマとして放送されたらしい。
このたび、Amazon Primeで全12話を一気にみた。

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思っていることを表に出してみよう

いろいろな客が傷ついた心を持ったままこのスナックを訪れるが、店主のトウコとのやりとりで、みんな笑顔で店を出てゆく。

昭和を思わせる店内、おいしい飲み物や料理で心がほぐれたところで、店主のトウコが持ちかける。

「しりとりしない?」「今の気持ちを歌ってごらん」「タップダンスを踊ってみよう」。果ては「漫才やろうよ」

これらの誘いに客たちは最初は躊躇するが、トウコの笑顔での優しい誘いにつられて、だんだんと気持ちを吐露するように自分を表現していく。

その結果、客たちは自分を取り戻して帰っていくのだ。そうすると周囲も変わってくる。

原田知世オンステージ

そんな店主トウコを演じているのは原田知世。とても魅力的だ。

笑顔が素敵だけどそれだけではない。様々な老若男女の客たちとギターを弾いたり、歌を歌ったり、アコーディオンを弾いたり、タップダンスを踊ったり、漫才をしたり、実に多彩な姿を演じている。楽器などは自分で演奏しているわけではないとは思うが、歌やダンス、漫才などは自分で演じている。演技だとはわかっていても見ていてほろりとするほど素敵だ。

相手の気持ちを受け止め、投げ返す、その姿は「原田知世オンステージ」と呼びたいくらい魅力的。

必要な人にしか見えない?

このスナックはお酒は出さないという。コーヒーやらソフトドリンクを客が注文し、トウコがたまたま作った料理でもてなす。訪れる客は「こんな裏通りにこんなお店があるなんて気が付きませんでした」と必ず言う。実は異次元にあって、必要な客にしか見えないそんざいなのではないかと思ってしまった。

こんなスナックほしいな

もうひとつ面白いのが、店主のトウコは

「いらっしゃい」
「お疲れ様」
「了解」

などとため口口調で客に話す。客の方は

「よろしいですか?」
「おいしいです」

などと丁寧語でトウコに話す。

これが実に心地いい。

こんな店があったらいいな。

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