八十里越えトレイル

行きたいと思っていた八十里越えを途中までですが歩くことができました。
新潟交通のくれよん主催のツアーに参加し、吉ヶ平から番屋峠の往復12キロの行程でした。

八十里倶楽部の大竹さんがガイドをされて、途中要所要所でいろいろなお話をしてくださいました。これがとても興味深い。ただの山歩きと違い、歴史を感じるトレイルとなりました。

標高差500mとそんなにきつくはありませんが、長年未整備の状態だったので、崩落の影響で何か所かロープ頼りの急こう配があったり沢渡があったりで、ちょっと大変でした。


7:50 8時に吉ヶ平山荘を出発。

8:00 あいにくの雨の中、雨具に身を包みガイドさんのお話を伺いながらゆっくりと進んでいきます。

8:18 10分ほど歩くと雨生ヶ池(まごいがいけ)との分岐。池の名前の由来をおききしましたが「ま」は「馬」からきているとのこと。左の方がガイドの八十里越え倶楽部大竹さん。とても面白く内容の濃い解説、そして適切な道案内でした。

8:50 道はおおまかに2種類あり、天保の時代に整備された天保古道。明治になって馬車も通れるように開拓された明治新道です。

8:50 つづら折りが一区切りついたところで小休止。雨はあがって少し明るくなってきている感じです。

10:05 中間地点の椿尾根に到着。山の天気はわからないものです。急にあられが降ってきました。写真で白い粒のように見えるのがあられ。

11:07 コースはとても厳しいもので、急峻なのぼりやくだりをロープをたよりに進んでいきます。雨にぬかるんだ地面で足が滑り、気を使います。

11:47 折り返し地点の番屋峠(番屋乗越)に到着。

11:47 番屋峠の切り通しの広場でお昼休憩。だけど、風が強くて寒い!

12:20 折り返す前に、峠から少し先に進み、工事中の国道289号の橋梁がよく見えるところへ立ち寄り。

15:30 帰りは気分的にも楽で、予定通りに2時間で下山。おつかれさまでした。今回はとびいりで国井NHK元アナウンサーも参加されていました。

念願の八十里越えコース。入り口だけですが体験することができました。崩落などで険しいところもありましたが、八十里倶楽部の皆さんの日頃の活動で安全に往復でき感謝します。
大竹さんもお話ししておられましたが、国道289号が開通し、八十里越えトレイルコースがより賑わうようになるといいなと思います。

くれよんツアーからいただいた下田郷クーポンで翌日、食堂「よねくら」でマーボ麺をいただきました。

すぐそこは笠堀ダム。数十年ぶりに訪れました。紅葉の時期だとさぞ美しいことでしょう。

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