OZONE 60 小曽根真ピアノコンサート

ジャズ・ピアニスト、小曽根真の還暦記念(笑)全国ツアーの長岡公演を聴きに行ってきた。
かなり冷たく打ち付ける雨の中、リリックホールには大勢の人たちが集まっていた。年齢層は少し高め。

小曽根のピアノはテレビやYouTubeではよく耳にするものの、生で聴くのは初めて。楽しみだ。

今回のツアーは60歳になった幸せと幸運を多くの人に届けたい、ということで始めたそうだ。
アルバムを録音し、その中から演奏するとのこと。

当日11時くらいにホール入りして練習したそうだが、「ホールもピアノも音がいい」とまずほめていた。
ジャズは演奏中に足を踏み鳴らしたりするが、このホールだと確かにとてもよく響く。

席はバルコニー席、ステージに向かって左側。ちょうど鍵盤を望む、というか小曽根真の背中を見つめる感じ。
距離はかなり近い。少ない人数の席だが、挨拶の時にこちらにも手を振ってくれたりするので、お得な感じ(笑)
「そこ審査員席みたい」って小曽根真から言ってもらえた(笑)

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-第1部-
Makoto Ozone: Gotta Be Happy
オープニング。
Makoto Ozone: Struttin’ in Kitano
13歳で神戸の北野にあるジャズ・クラブに出入りしてピアノを弾かせてもらっていたという。
Moszkowski: 20Petit Etudes op.91, No.20
クラシックの先生に習い始め、最初に取り組んだのがモシュコフスキーの抒情的練習曲。
Makoto Ozone:Need To Walk
籠り生活になって「歩かなきゃいけないね」という気持ちなり作ったブルース。
Johnny Green: Body and Soul
今回のアルバムを水戸芸術会館で録音した時、余った時間でスタンダードを数十曲1テイクずつ弾いていった。その中から20曲ほどを今度スタンダードアルバムとして出そうと考えているとのこと。今回のツアーではそれぞれの会場で異なるスタンダードを弾いているそうだが、長岡ではボディ・アンド・ソウルということ。この曲で良かった。素敵。
Prokofiev: Piano Sonata No.7 3rd Movement
なんとプロコフィエフの戦争ソナタ。底知れない。「ロックですね」って言われていた。

-第2部-
Ravel: Piano Concerto in G Major 2nd movement
第2部はラベルのピアノ協奏曲第2楽章。静かに美しく。
Makoto Ozone: Always Together
一番最初にクラシックでオーケストラときょえんしたのはモーツアルトの協奏曲だったそうだが、リハーサルで指揮者の井上道義から何を言われるかと思ったら「足を静かにしてくれる」だったそうな。
Makoto Ozone: Listen~耳を澄ませて~
海外に行ったときに「日本はどんな国?」と聞かれたときにうまく答えられなかったことが、日本を深く考えるきっかけになったそうだ。
この曲は、そんな日本に対する心情を子守歌として作った曲。
Makoto Ozone: O’brek
この曲の開始での足踏みから会場から手拍子が始まり、そのまま演奏に入っていった。
Makoto Ozone: For Someone
年末はドイツに渡り、北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団とジルベスターコンサートで共演するそうだ。誘ってくれたのはアラン・ギルバート。予断は許さないけど、だんだん海外での公演も可能になってきたんだね。

-アンコール-
Chick Corea: Spain
今年2月に亡くなったチック・コリア。小曽根真60歳、チックコリア80歳の記念ツアーを行おうという計画だったそうだ。
Makoto Ozone: Reborn
最後を締めくくるのにふさわしいリボーン。

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小曽根さん、長岡まで来てくれてありがとう。楽しかった。

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