山口卓朗著『1日1分で文章が勝手にうまくなる本』を読了した。
トレーニングすることで文章力アップ
読んだというよりも「行った」と言った方が正しい。
- ひと言コメントトレーニング
- 作文トレーニング
- 妄想トレーニング
- 6コマ漫画トレーニング
- 説明トレーニング
- 言い換えトレーニング
- 穴埋めトレーニング
- 伝達トレーニング
- 構成トレーニング
- 敬語トレーニング
- 論理的に書くトレーニング
- 卒業トレーニング
といった章立てで構成されている。
「日本語の作文技術」と比較して
文章を書くということについて、私が最も影響を受けているのが本田勝一著『日本語の作文技術』だ。新聞記者が書いたものらしく、わかりやすい文章を書く技術や心構えがまとめられている。例えば、「修飾句を複数並べるときは長いものから短いものへ順番に並べると分かりやすい」などというのはとても簡単にもかかわらず、分かりやすさという点で計り知れない効果があると実感している。
それに比較してこちらの方は、SNSなどに投稿する文章やキャッチコピーなど、現代に即した短めの文章を書くコツが身につくという内容になっている。
1日1分を実践
書名にもなっている「1日1分」に期待して、中に書いてある多数の設問を毎朝1つづつ解いていった。取り組み始めたのが昨年末の12月26日なので半年近くかけて行ってきたことになる。本当に1日1分ほどしかかけないのでほとんど負担に感じなかった。朝の頭の体操というノリで続けてこれた。
回答内容はEvernoteに専用のノートブックを作り、そこに書き溜めてきたのですべて保存してある。保存したからと言ってどうということはないけど、「やってきたんだな」という自己満足、肯定感を得るため。そして、結果を書くという行為により効果が高まるのではないかと思ったから。
これからも力をつけたい
今年67歳になった私ですが、まだまだ向上できるのではないかと思っている。110歳まで健康に生きるとするとあと43年間。
文章を書く機会もこれから多いと思う。読みやすく、うったえやすい。読み手が引き込まれるような文章を書けるようになりたい。
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