また新しいドラマが始まった

テレビドラマは最終回を迎えると淋しいですよね。でもすぐにまた新しいドラマが開始され、気持ちはそちらの方に移っていきます。

日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッショナート~』

「のだめ」以降、音楽活動を題材としたドラマがだんだん増えてきたように思います。昨年も「リバーサルオーケストラ」「青のオーケストラ」を観たばかりです。

またオーケストラ物が始まりました。「さよならマエストロ~父と私のアパッショナート~」です。TBSの日曜夜9時「日曜劇場」枠のドラマです。解散の危機に瀕したオーケストラという題材はこれまで繰り返し扱われてきました。「リバーサルオーケストラ」もそうでしたし、一昨年の映画「太陽とボレロ」もそうでした。かなり昔の映画でも「オーケストラ!」という映画がありました。

オーケストラは大人数が必要で経費がかかる。音楽を作り上げるには情熱で引っ張っていってくれる運営者が必要。音楽的に引っ張っていってくれる指揮者が必要。そして何といっても楽団員の間のリスペクト、お互いに尊敬し合い、強調する気持ちが必要です。それらがドラマや映画の題材になりやすいのでしょう。

このドラマも地方都市の音楽ホール運営、そこを拠点に活動するアマチュアオーケストラ、どうしても継続してほしいと願う支援者、著名な指揮者だった主人公とその娘など、題材はそろっています。

演奏される曲は「運命」「ウイリアムテル序曲」など、耳なじみのある魅力ある曲で楽しめます。

日曜劇場は半沢直樹シリーズに代表されるように危機を乗り越えるパターンのものを、結構お金をかけて作りこんでいる印象があります。今回もエンターテインメントとして楽しめるものと期待しています。

アストリッドとラファエル 文書係の事件録4

こちらは風変わりなフランスの刑事もの。以前第一シーズンのときに取り上げました。

今年始まったのはすでに第4シーズンとなります。毎回楽しみに見ているのですが、主人公の自閉症の女性アストリッドの推理力に毎回磨きがかかっていきます。彼女自身の成長も見逃せないし、日本人男性との恋愛も少しずつ少しずつ進行していきます。

謎解きはもちろんなのですが、主人公のアストリッドの成長を見届けたくなる、そんなドラマだと思います。

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